篤姫 「良し」
「篤姫」オリジナルサウンドトラック |
もう購入してから1年365日以上毎日聴いておりますが、いっこうに飽きないのはどうして。
これが天才の為せる技と言わずなんでしょうか。吉俣さんは平成に現れた天才では。 |
特選!大河ドラマ名曲集 |
幕末編・戦国編が出たら平安元禄徳川時代などなんとか編が出るべきでしょう。
著作権で大変なのかな?是非出すべきやしもっと宣伝すべきです。 新選組は幕末なのに、歌が入ってるから? いのちって作品いいのにDVDものけもんで腹たちますわ。 |
Best Soundtracks~篤姫BEST and more~ |
NHK大河ドラマの『篤姫』サントラ(2枚リリース済み)に
収録されていなかった、篤姫紀行4曲のオーケストラヴァージョン、 篤姫のテーマのピアノヴァージョンなど、今回初収録の曲が目玉です。 3枚組みですが、1枚めは篤姫のみ、2枚目は「ドクター・コトー」、 「冷静と情熱のあいだ」など吉俣氏の作曲した往年の ドラマ曲が収録されています。 吉俣氏はもうかれこれ1000曲以上も作曲されているそうですね。 3枚目はDVDで、今回のCDにちなんだコンサートが収録されています。 2008.7.22に浜離宮ホールにて行われた吉俣良氏の「ドラマ空間」という コンサートのライブ映像ですが、 『篤姫』サントラでのメインテーマは井上道義指揮のNHK交響楽団の 演奏でしたので、違和感を感じました。 NHK交響楽団の演奏に比べるとどうも見劣りがします。 音の厚み、間の取り方や「ため」、ソロの音色が、 どうしてもN響には及びません…。 私は篤姫の曲をコンプリートする目的で購入しましたが、 DVD(コンサート)の演奏は期待外れでした…。 |
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 [DVD] |
このDVDは天璋院篤姫の第28話から最終話までを収録したものである。
すなわち、御台所であった篤姫が、夫である将軍・徳川家定と、義父・島津斉彬を亡くし、落飾して天璋院と号する頃から、1883年に没するまでを描いている。 第27話ころまでの宮崎あおいの演技は、篤姫の気品・快活さを醸し出していたが、この回以降は、しだいに気魄と覚悟、そして周りを圧倒する迫力が加わり、とても20そこそこという自らの年齢を感じさせず、堂々たる大奥の統率者・大御台所たる天璋院を演じきっていた。 印象に残るシーンがいくつかある。例えば、老中の安藤対馬守信正が、朝廷との交渉に失敗して14代将軍・家茂の直筆の誓文を孝明天皇に差し出さねばならなくなり、加えて御台である和宮が京へ里帰りしたいといって頭を悩ませていると泣きごとを言ったときの一言、「そちたちのやることはいつもそうじゃ。政を預かり、国動かす者としての気骨はないのか!意地は!誇りは!信念は!その点、井伊大老は立派であった。やり方はともあれ、こうと断ずる気概とそれを貫く力があった。そちは、おのれが腑抜けであることを知り、それを天に向かって恥じるがよい。」 さらに、薩摩藩が勅使を奉じて幕府に圧力をかけ、一橋慶喜を将軍後見職に、松平慶永を政事総裁職に任命させた際に、上野寛永寺に亡き義父・斉彬の弟である島津久光を呼び、詰問したときのシーン、「わたくしは薩摩に誇りを持ってきた。薩摩にだけは誤った道を歩んでほしくはなかった。わたくしは徳川家の大御台所としてこの国の安泰を守り抜く覚悟じゃ。それゆえ、そちの指図は受けぬ。もう会うこともなかろう。」 他にもいくつか印象に残ったシーンはあるのだが、共通していえるのは、どれも天璋院の気魄と覚悟が前面に押し出され、相手を圧倒するものである。その際にすかさず、おきまりのBGMが流れるのである。いってみれば、水戸黄門の印篭のシーンと似てないこともないが、そこは宮崎あおいの迫真の演技がそのくどさや不自然さをまったく感じさせず、見事としか言い様がなかった。 他には、一橋慶喜がこれでもかというくらいに、悪役にされていたのだ残念であった。が、結構いい味を出していた。 いずれにせよ、21世紀に入っての大河ドラマの中では、文句なく一番の仕上がりであると私は思う。 追記(2010年7月17日) 第一段落第三文を推敲しました。 |
NHK大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 [DVD] |
私は原作の小説も読んだ。確かに原作とは大分違うし、史実とも掛け離れているのかもしれない。しかし、一つのドラマとしては完璧に近い名作と言える。 脚本の田渕久美子さんは、人を感動させるツボを知っている。そして役者の皆さんもその役を見事に演じきった。一年間通して見ると、宮崎あおいさんの演技力の高さに驚かされる。瑛太さんや堀北真希さんなど脇を固める若手も素晴らしい。堺雅人さんは言うまでもなく巧い役者さん。意外だったのは原田泰造さんだ。今後は大河出演の機会が増えるんだろうなあ。 高橋英樹さん、松坂慶子さん、中村梅雀さん、高畑淳子さんのベテラン勢が見事にドラマを引き締めた。 オープニングの音楽は何度聞いても感動的。 脚本・演技・音楽の全てが上手く噛み合った、素晴らしい作品だと思う。 |
ジャージの二人 [DVD] |
本作は全編に渡り何も起こらず、ほのぼのした作品だ。でも退屈な時間ではない。これが中村組の本領だろう。ロックミュージシャン・鮎川誠を主演に据えて、軽井沢ロケといえば、やっぱりジョン・レノンである。「この道、レノンとオノ・ヨーコが歩いてたんだよねえ」というセリフは、嘘かマコトかはともかく、自分も飛んで行きたくなった。何せジョンが半年も住んでいたところだからね。堺雅人との親子役も非常にほのぼのとしていて、ふたりとも他の役者ではこうはいかなかっただろう。田中あさみは現代では珍しい、黒髪のしとやかタイプが多い事務所(フラーム)の所属だ。これが映画初出演ということだが、雰囲気がこの作風に合っていたと思う。ラストは「別離」というダークなもので終わるが、それも前向きな未来に思わせるところが上手い。特典ディスクもほのぼの感が一杯だ。大楠道代が「ローバジェットだけど、映画を作っている感じがする」とメイキングで語っていたが、もともと中村監督はVFXとかほとんど使わない「職人監督」だからね。舞台挨拶で「好き嫌いがハッキリする作品」と監督自ら言っていたが、自分は嫌いじゃないです。ロケ地マップが映像付きで収録されているのも、映画ファンには嬉しい特典だ。星は3つ。 |
新装版 天璋院篤姫(下) (講談社文庫) |
本書は、天璋院篤姫の一生を通して幕末から明治までの激動の時代を描いた作品である。よって、本書を種類別に分けるなら、「時代小説」ということになる。しかし、それよりも本書は「教科書」といった方がいいかもしれない。
まず、リーダーとしての教科書になる。特に家定亡きあとからは教えられることばかりだろうと思う。江戸城明け渡しの際や、篤姫の人身掌握はすぐれた「リーダーのため」の本といえる。 次に人間関係として。和宮一派が入ったあとの和宮と篤姫関係や、江戸方と京方のいがみ合いなどを見ているとそう思う。「人間関係の難しさ」を教えるのには最適の良書といえるだろう。 最後に人格として。 本作品中の表方の役人には、今の日本人と重なり合う部分がある。そんな時に思ったのが、「篤姫には今の日本人が見習うべき部分がたくさんある」ということだ。自分も含めて、篤姫の人格は見習わなくてはいけない。 以上の意味でたくさんのひとに読む意味のある作品だと思う。大河を見ていない人にも読んでほしい。教えられることも少なくない良書である。 注:ここでいう篤姫はあくまで「本作品中」の篤姫です。 |
新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫) |
大河ドラマ、それなりの面白さはありましたが、テレビ故の通俗性はありましたね。原作と比べると明らかで、私はやっぱり原作のほうが、人物が丁寧に描かれていると思います。
このように主役に感情移入しすぎずに、適度な距離を置いてかける女性作家は数少ないですよね。そして、距離を置きながらも、宮尾さんの登場人物への愛情の深さを感じられ、宮尾さんんのお人柄を感じられずにはいられません。 この宮尾登美子さんの原作では、過酷な運命の中で、自分なりに揺らがず、前に進む篤姫の強さが印象的です。いくつかの宮尾作品にみられる、男社会に翻弄される自分の運命を悲観せず、かといって楽観せず、前を向いて生きる女性の姿です。 |
LOVE GUN |
映画「ラブドガン」の現場でのオフショット集、といった趣の写真集。
巻末のあおいちゃんが再び現場を訪れ、撮り下ろした写真とエッセイが特に素晴らしい。 リトルモアらしい質の高い作品。 |
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