あれいつの間にか+2になってるんですね。で、このアルバムの1曲目に移動した「スクープ」は彼の曲ではかなり好きなプレイです。とても良くその音色を生かしてて。「クッド・イット・ビー・ユー」もいいですね。…他のいくつかの曲では悪い意味でアレンジが時代を感じさせるものがあり好みではないものもありますが。圧巻は「ラン・フォー・カヴァー」、なんだかんだ言ってもスラップだけで本当に飽きさせないプレイは見事! でもこの曲で一番好きなのがアルトのソロ!“サンボーンかな?”と初めは知りませんでしたが、ケニー・ギャレットなんですね。すごい良かったので彼のアルバムを聴いてみましたが、どうも彼は脇役で光るタイプみたいですね…残念。 一度聴いてみたいのがシンセ抜きで、マーカスにトニー系のジャズドラマー、トランペットかアルト(ピアノはあった方がいいかわからん)みたいな小編成のシリアスなバンド(…マイルスバンド?)。あるのか知らんが、彼は自分の音を持った貴重なミュージシャンなので最近勿体ないです。
マイルスが無くなる直前に一緒にプレーをしていたマーカス・ミラーが 出したCDらしくマイルス・デイビスの未完の遺作「Doo Bop」と何か 通じる物があるアップテンポなJazzです。1曲目「ザ・ブルース」の 始まりに有名ミュージシャンの実声が入ってるのも魅力的です。 当然マイルスの独特なかすれた声も聞けますよ。
とにかくカッコイイ!
ジャケ買いってのもアリなCDです。
初回限定のLevi'sのデニムにラッピングされてそれもカッコイイ!
楽曲はというと、軽いマーカスBESTになっています。
この曲って前回のCDと一緒じゃんってのもあります。
違うバージョンで聞けなかったから星は4つにしましたが、マーカス好きなら、買うべきでしょう!
これからマーカスってどんな人?と興味がある人も聞いてみて下さい。
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