「駅前の歩き方」を、「駅前グルメの歩き方」に改題したものです。
こちらの名前の方が内容にあっているかも。いや、グルメではないか。
それに、新作一話と、著者インタビューがついています。
インタビューは今時珍しい三段組になっていて、かなりの分量があります。
これは7ページにもわたるものであり、対話というより聞き書き、エッセイに近いものです。
著者に興味があるなら、これは読むべきものでしょう。
改題前の「駅前の歩き方」はすでに持っていますが、このインタビューで元は取れた気分です。
この8月27日付WTAランキング95位、22歳のプロフェッショナルテニス選手, 森田あゆみの軌跡が、描かれています。天才少女からの脱皮、家族やコーチの素晴らしいサポート等のエピソードにふれながら、また、世界を舞台とするプロフェッショナルテニス選手であることの厳しさ、日本のテニスの現状、コーチングの問題についても知ることができるという点でも、興味深い本です。森田あゆみの進化と、世界での活躍を祈りつつ。
『こどもの気持ちに耳を傾けよう』
『こどもは甘やかすだけ甘やかしてあげて』
......など子育てについてアドバイスしている本は多数読んできましたが、
これほど子供の気持ちをわかりやすく解説している本はありませんでした。
今まで自分の感情を抑えてなるべく子供の気持ちに沿って付き合うように
努力していましたが、頭ではわかっていても自分の気持ちがついて行かず.....
ついつい『もういい加減にして!』と怒ってしまうこともありました。
でも子供のひとつひとつの行動には子供なりの理由があったんですね。
ようやく子供と心が伴った付き合いができそうです。
確かにタモリ副会長は名古屋出身ではなく、皆さんご存じのとおり福岡のご出身です。 この本を見つけたときはうれしかったです。坂道を偏愛するひとは私だけではなかったと… 東京勤務の頃は、漠然と坂道に憧れを持っていましたが、この本を読んで、また東京に転勤したくなりました。いい坂道が多いですよね、東京は。名古屋には良坂はあまりないので… この本では坂道の歴史についても詳しく記されていますので、非常に勉強になりました。よい本です。
読むほどにすぐに現地へ向かって食べたくなりました。 主人公花房徹は地元民の“常食”と日常を味わうのが喜びであり、読んでいる方にも食べたい〜と芯から思わせる地元の空気が漂ってきます。 初めての土地では食事にハズレる程ツラいことはないので、予備知識入れて臨む分には、編集担当加藤氏の気持ちもよく分かる。一般的なグルメとはまた違うのかもしれませんが、花房氏のようにいかにも地元民って人を観察して、おいしい食事に確実にたどり着くところは本当のグルメかもしれませんね。桜海老の章がお気に入りです。
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