読書案内があったのとじゅあんさんの占いがあったので購入しました。
アルマーニタワーとブルガリタワー、表参道ブルガリのイルカフェ案内までついてていってみたくなりましたよ。
猫のいない生活を夢見て、ロシアからアメリカへと移住してきたマウスク ビッツ一家。しかし、ニューヨークでの生活は困窮を極め、天敵の猫たち の急襲にも悩まされている。そんなある日、一家のファイベル(声:フィリッ プ・グレイザー)は、ある集会で、西部の新天地には、猫とネズミが仲良 く暮らせる場所があるということを聞く。マウスクビッツ一家は、その話を 信じ、早速、西部の町グリーン・リヴァーへと出発するが、実は、それは 悪党猫キャット・R・ウォール(声:ジョン・クリース)が巧妙に仕掛けた罠 だった…。
スピルバーグが製作し、スマッシュ・ヒットを記録したアニメーション作品 『アメリカ物語 【ベスト・ライブラリー 1500円:ファミリー映画特集】 [DVD]』 の5年後に作られた続編。前作で監督を担当したドン・ブルースは、スピ ルバーグと意見が合わなかったということで降板。代わりに、ディズニー 出身のフィル・ニベリンクとH・G・ウェルズの孫、サイモン・ウェルズ(『タイムマシン 特別版 [DVD]』) が迎えられた。名優ジェームズ・スチュアートの最後の(声優)作品として も有名だ。本作の後、ヴィデオ・スルーの続編が2本製作された。
移民の苦難を描くという基本的なプロットと精神は、オリジナル前作と変 わらないものの、西部劇にしたというのは、ずいぶんと飛躍した感じも受 ける。実際、プロットからすると、別に西部を舞台にする必然性も見当た らない(ネズミたちを一網打尽にしてバーガーにしてしまうのは、ニューヨ ークでも十分)。おそらく、舞台を西部にしたのは、単純に、スピルバーグ が、西部劇を作ってみたいと思ったことによるのではないだろうか。
事実、90年前半は、『許されざる者 [Blu-ray]』を頂点に、ささやかながら も、ハリウッドで西部劇ルネッサンスが起きた時期。さらに、スピルバー グの盟友でもある、ロバート・ゼメキスが、前年に『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】』 を作ったことにも大いに触発されたに違いない。結果、前作の持つ憂愁 を帯びた叙情性やメランコリックな美しさはなくなり、西部の広大な景観 (タイトル・バックは、モニュメント・ヴァレーだ!)と照りつける明るい太陽 を反映したかのように、開放感のある陽性の作品になっている。ドン・ブ ルースがスピルバーグと仲違いし、作品から手を引いたのは、そんな(前 作との)作風の決定的な違いが原因だったのかもしれない。
前作ほどの深みはないとはいえ、子どもが楽しめる一編になっていると 思うが、同時に、大人も楽しめる要素も含まれている。それは、ジェーム ズ・スチュアートが、老犬保安官ワイリー・バープの声をあてていること。 御年83歳の名優の声には、さすがに張りもなく、声量もなくなってはいる が、ゆっくりとした話し方、独特の間は、間違いなく数々の作品で馴れ親 しんだスチュアートの声。その声で、タイガーに保安官の心得を教えたり (『リバティ・バランスを射った男 [DVD]』の逆の立場だ)、ファイベルに人 生を教えたりするのを聞いていると、彼の長いキャリアが重なり、思わず 胸が熱くなる。
本DVDは、91年のアニメーション作品にしては、ちょっとくすんだような色 合いだが、平均的な画質(おそらくLD時代のD2マスター流用だろう)。音 声には、オリジナル英語、日本語吹替えなどが収録。日本語字幕が収録 されていないのは、大人の映画ファン(とくにスチュアートの声を字幕で楽 しみたい人)には、ちょっと不親切な仕様だろう。日本劇場公開時、吹替え 版のみの上映だったので、字幕を制作せずデータが存在しなかったのだ ろうが、やはり、新規に字幕をつけて欲しかったところだ。特典、予告編 等は未収録。
著者のエイミースチュワートは生物学者でなく、動植物好きの作家でしか無い。
そのため、本書は彼女の雑学的知識の披露の場ではあるが、原作者(ならびに翻訳者)の文章力により、スムーズに引きこまれる。 素人や動植物に興味のない人にも、動植物の(今回は毒などの負の側面にフォーカスして)驚くべき能力を伝え、興味を持ってもらうことには成功していると思う。
写真は全くなくモノトーンのイラストだけであるが、これは文章の飾りとしては十二分であるし、銅版画作家による緻密なイラストであるので十分に美しくリアルである。 グロテスクなものも取り上げているので、イラストの方が無難であろう。
本書は、目の前の植物を識別できるようにするための図鑑のようなものでもないし、専門家が驚くような学術書的な知識が得られるものでもない。 2000円弱でそのような書籍が手に入るはずもないので、間違った期待をしてはならない。
原著には学術名の間違いが散見されたが、翻訳版では訂正されているようである。 コンビニにおいてある500円の雑学本とは一線を画しているのは明らかであり、動植物に全く興味のない人から、マニアまで十分に楽しめるであろう。
1984年公開作品。同時期に話題作の「フットルース」があり、こちらを観ずにそっちを観に行ってしまった。今では後悔してます。だってこの2年後地上波で観て(しまったー!。何で観に行かなかったんだ)と。
若き日の過ちはこのくらいにして、男性ならオーッとくるだろうストーリー。さらわれた恋人を救うヒーローのお話。私は(鉄板すぎないか?)と思いちょっとあかんと。
じゃなんでこの映画を評価してんだ?と。ストーリーは定番ですが、この映画の持つ雰囲気はイイんです。うっとうしいくらいの雨がとても印象的。明るいトーンじゃないんだけど、クセになる。これがツボなんです。
あとこれの良さは、はまり役ぞろいのキャスト達。主役には後にアクション俳優として名をはせる、マイケル・パレ。恋人役に当時フランシス・コッポラ監督作品に出ずっぱりの、ダイアン・レイン。(この時19歳ですがほんとに美しい!)
この2人にマイケル演じるトムの相棒で、男勝りの少女エイミーと、ダイアンの演じたエレンのマネージャー役ビリーがしっかり脇を固め、敵役には怪優ともいえる怪しさ満点のウィレム・デフォーという完璧な布陣。
圧巻はクライマックスのマイケルとウィレムの1対1の対決シーン。雨に打たれ、ずぶ濡れになりながらのシーンがオトコの色気全開でSEXY。これで完璧にマイケルに惚れて理想の男のタイプに格上げ(単純)。
ビデオ持っているんだけど、なんかブルーレイもいいんですがまた欲しくなりますね。日本語訳がイマイチらしいのですが、オリジナルに直して再発すればいいのに。
蛇足ですが、このサントラは最高に聴きごたえがあるので、これもおすすめします。一曲もハズレなしです。この映画の中でもかかりまくってますが。ハーレーが似合うサウンド。
という訳で、字幕の問題とストーリーの定番のところだけちょい引いて星4つ。ひねくれた評価ですけど、イイ作品です。
チキン・リトルはあわてものかもしれないが、すべてはみんなのためにと思ってやっていること。周囲の人間がここまでいじめなくてもいいのではないか。事件から1年経ってもまだみんなでいじめているが、チキン・リトルの身になったらと思うとゾッとしてしまう。さらには身体的特徴までをネタにしていじめようとしている。大人がこういうことをしてはいけない。
チキン・リトルはこんな社会に押しつぶされないでよく頑張ったものだ。いい友達がいたからだろうけど、もしいなかったらどうなっていたのか心配になってしまう。
次作ではチキン・リトルは火星に向かうらしいが(噂)、製作者のみなさんは子供たちにもう少しあたたかい目を向けるようにしてもらいたい。
子供の恐怖心は大人にはなかなか理解できないもの。正義感も同じ。これらは私たちすべてが最初に持っていたもので、知らないうちに忘れてしまっただけのものだ。
いじめに負けない続編でのチキン・リトルの姿は改めて見てみたいもの。子供向けのシリーズとして登場することを期待しています。
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