大切な友達と過ごす何気ない毎日。
そこにはかけがえのない時間が流れています。
何度読み返しても、いつも新鮮で心にすっと滲み込んでくる。
そして自然と頭の中に、大切な人が浮かんできて幸せなきもちになる・・・
そんな心地よさを分けてあげたい人に、ぜひプレゼントしてください。
著者は「なぜあのような無謀な戦争をしたのか」とか「戦争を繰り返さないため」とこの本の執筆の動機を繰り返し語る。
これは正論のようで「私は戦前の愚かさを体験したからよく知っている」という偏見を告白しているように見える。
戦略的な問い(例、日中戦争継続の動機は?)を、戦術レベルの説明(今までの犠牲が無駄になるから)で納得してしまうという部分も気になった。
また、李氏朝鮮や清朝に対する記述も甘い。
これらの当時の東アジア諸国は当事者能力が無かったことを棚にあげて、
あれやこれやと言いつくろっているように聞こえる。
最近のアカデミックな議論ではだいぶ功績が否定されている坂本竜馬の評価がやたら高い、これも時代の足かせな気がする。
その時代を代表するスローガン「富国強兵」とか「和魂洋才」をキーワードにその来歴を探るというのもなかなか面白い。
ちなみに日本大学は、当時校長だった金子堅太郎が日大開校式で和魂洋才使ったのが最初だと言っている。(これもかなりマユツバだが・・)
たしかに戦後民主主義な視点が目に付くが、
自分の知っている解釈と違う、と怒るのもやはり時代に翻弄されているせいでは?
前半の幕末維新部分の視点は、左翼的視点からかなり自由だし、
なにより大東亜戦争を、
幕末からさかのぼって記載しているというのは、
それまで部数の期待できる通俗的な近代日本史ものではあまり無かった。
大東亜戦争を「世論迎合の戦争」と断じ、「軍部だけが独走したのか?」という問いを、
21世紀初頭、日本で有数の言論人から発されたことは評価されるべきだろう。
ポリゴンになって、表情の変化とか、凄く柔らかく可愛い、そういうゲームなのですが、動作や戦闘開始の読み込みの長さで、ポイント減。 「子供の純粋な心」を凄く良く描けているだけに、残念です。 ・・・2Dで作り直してくれたら、絶対買いなおすと思います。
前巻にもまして美麗な表紙絵、素敵です。
出会いがしらに口げんかとかしつつも、憎からず思いあっている感じな二人。 今回はナクシュデルには王太子が、リュステムの方には結婚話のお相手が現れ、 恋愛方面に進展がありそうな雰囲気、なのですが…。。
恋愛、一応進展している、といっていいのかな? ナクシュデルはあの感じだと、次巻では変化が見られるのだと思いますが。 リュステムは次巻でも同じような態度を続けていたら 真面目とか誠実とか通り越して優柔不断の域になってしまうような(笑)
お話はきちんとまとまっていますが、ちょっと盛り上がりに欠けるかな…。 ナクシュデルとリュステム、二人の描写は結構あれど、 特に目立って活躍しているという感じでもないのがなんだか物足りない。
あと、中盤の暗殺騒ぎでの描写がちょっと腑に落ちませんでした。 ある人に疑いがかかるのですが、その理由がすごく安直というか、 「あの人以外動機がある人が思いつかない」という程度なのがどうも…。 この辺のくだりは話の中でも結構重要なポイントだったため、 読みながら違和感が付きまとってしまい、話に入り込めず残念でした。
次巻では、主役の二人にもう少し見せ場があると良いなと思います。
長期の療養生活をきっかけにシンガーソングライターの'道を志し、関西のライブハウスでの活動を中心に、地道に歌い続'けてきた森智彦さんが、新譜を発表しました。生きることのよろこ'びとかなしさを16編の歌に織り込んだ、ホンモノのソウル(魂)ミュージックです。
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