日本では知らない人も多い、アボリジニの迫害の歴史や、
観光イメージ以外のオーストラリア知るきっかけになる
映画だと思います。
好感がもてたのは、ドキュメンタリーやリポートでなく、
映画作品として魅力的な作品であること。
とてもシンプルなストーリーなのですが、
必要以上の説明や映像効果がなく、
見る側の人を引き込むことができるという
「映画」のチカラを感じる作品でした。
オーストラリアの歴史やアボリジニのことを良く知らなくても
話についていくことができる、感動できるひとつの映画作品として
とてもよくまとまっていると思います。
繊細で、どこか幻想的でおごそかな絵にひかれて手にとりました。
はじめは、どうしてくろいうさぎが悲しがっているのかわからず、興味深く読みます。そうして、なぜくろいうさぎがふさぎこんでいたのか分かった時点で、私は、「ああ、これは大人のための本でもあるな」と思いました。
子どもには、くろいうさぎの悲しみが、いまいちぴんと来ないかもしれない、と思います。
しかし、恋をしたことのある人なら分かります。この人と、ずっといっしょにいたいと感じたその日から、ふりつもる不安、不安、不安。こんなにも好きなのに、はなれてしまったらどうしよう、という、幸福であるがゆえにそれが壊れることへの恐怖。
きっと、くろいうさぎの短いせりふから、大人たちはその気持ちを感じとり、共感するのです。
子どもはハッピーエンドとなるこのお話を単純に楽しむでしょうし、大人は短い台詞に隠された複雑な気持ちを感じ取る。年齢に沿った読み方のできる、すばらしい、美しい絵本です。
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