日本(しかも地方)に住んでいるので、一生見に行くことは出来ないであろうJanes Addiction のLive。 もともとDave Navarroが好きで、動くDave Navarroが見たくて買ったという不純な動機のJanes Addiction初心者ですが、このDVDは演奏がとにかく格好いいです。今までちょっぴり苦手意識のあったペリーさんのヴォーカルもLiveの方が格好いいと思いましたし、聞いているうちにクセになってきました。というかノリノリのパフォーマンスが愛らしく思えてきました。
初心者故に、綺麗なお姉様やペリーさんのセクシー過ぎる衣装が気になってしまい集中できない面はありますが、パフォーマンスとしての完成度の高さはさすが。 Dave Navarroファンとしては、彼のギターソロが思う存分に見られるのが至福!CDで聞く以上に演奏の凄さを感じます。パーカッションやアコースティックギターを演奏する姿も格好いいです。
日本版ですが、特に字幕対応などはなく、解説の紙が入っており、セットリストはオリジナルメンバーでのアルバムからの曲が主なことが分かりました。私はリージョンフリーのDVDプレイヤーを持っていないので、日本版があるのはとても嬉しいです。他のLive DVDも日本版を出して欲しいと切に願うばかり。
Janes Addictionに興味のある方は買って損はないのではないでしょうか? 私はこのDVDを見て、更にJanes Addictionに興味が湧きましたし、買って正解でした。
事前情報で、
”ミューズや、レディオヘッドみたいな要素を取り入れた”
と言っていたので、それってどうよ?と思っていましたが
実際聞いてみると、
前半、いつもの、掴み所の無い展開でありながら、
サビをしっかり盛り上げる作りは、思ったほど違和感はありません。
意識してるかな?程度の感じはあります。
中〜後半の、お約束脱力トーンも、カオスに行かず
しっかり唄いあげてるので、ちょっと”えっ?”という感じです。
いろいろやっても、独特の声と、変でハードなギターの濃さは薄まる筈もなく、
相変わらず、世界で最も音を形容しにくいバンドの一つです。
さらに、丸くなるどころか大人げなく
”若いバンドみたいな事やっちゃいます”
ってスタンスは見事だと思います。
これからも思いつきで、やりたい放題何でもやって頂きたいと思います。
レッチリに加入して、デイヴ・ナヴァロを知り、ファンになりました。
脱退後のソロも、すごい私的な歌詞とハードで切れのいいリフ満載で、グッドな内容。
いよいよ再結成したこのアルバムは、僕には文句のつけようがない名盤です。
曲の良さ(特に1・2・3は一気にきかせます。ただ3がレッチリを連想はしますが)、
録音・ミックスの良さは、昨今のぱっとしないロックアルバムの中にあって、飛び抜けた出来です。
でも、猫(ソウル)も杓子(ロック)もラップしないと売れない今のアメリカでは、もうロラパルーザの看板だけでは売れないんですねえ。
チャートアクションも、確か20~30位止まりと鈍く、おまけに聞いた話ではまた別れちゃったとか・・・。
こんなにいいアルバムが認められないいまの音楽界は、オカシイな。
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