日本酒を人にわかりやすく説明できる参考書になる一冊。
「四段仕込みって三段より良さそうに聞こえるけれど…」等、初心者にも大変わかりやすかったです。
日本人なんだからまずワインよりもウィスキーよりも日本酒を知っていた方が格好いいですよ。
さきの「入門編」に続き、こちらは「応用編」かな。 底に流れるテーマは「料理との組み合わせ」。酒は今や単体といふより 料理を引き立てる「従」であるべき、という考えが伺える。 上原浩風ともいえる。私はあまり何合も飲める方ではなく、専ら割水燗派。 生を冷酒でやるとカラダに障ります。多くアテのレシピも紹介されており、 便利。でもこの本手にする奴は、既に結構な日本酒好きと思われるので 間口を広げる効果はあまりなかったか!?ユニークな本だと思います。
落語家を志す若者が、師匠や先輩落語家などから厳しく、そして思いやりのある指導を受けながら成長していく人情味あふれる物語で、この漫画を読むと実際に落語を寄席に聞きにいきたいと思わせる作品です。
寄席に行きたくなる事間違い無しで、落語に興味がなかった私でもなぜか手にとって
読んではまってしまった。
落語の魅力を解りやすく伝えてくれるのもそうだが、私が感じるのは、昔の日本気質の
道を究めようと修行する見習い制度の厳しさを改めて実感させてくれる事である。今の日本人に
必用な心構えじゃなかろうかと自分の後輩たちを見てつい思ってしまう。ここには古い伝統と
それを培う為の仕来りが根強く残っており、それが日本人である私の根幹に響いてくるんじゃない
かな。
一つ解らなかったのは、この3巻で銅楽師匠が「骨董品だよ」と失笑?する場面があるのだが、
あれは師匠の落語に対して失笑しているのか、落語そのものを自虐的にそう言ったのかが解らなかった。
それによって銅楽への思いが随分変わってしまうのできになるところである。
高山植物というより、山に興味があって買いました。正直「高山植物」自体は個人的な興味がそんなにないので、DVDには相当数収録されていますがあんまり面白いとは感じませんでした。が、山の映像の方は逆にびっくりするくらい綺麗で収録山数もあって大満足でした。百名山全集的なものより、手軽に楽しめるいいDVDだと思います。
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