The Entertainer on piano(USINS SYNTHESIA{tTM}
ICHI(4) (イブニングKC) |
強くありたい…誰にも頼らず、一人で強く…(本文引用 )今回は、市の過去後編より始まります。 3巻も結構悲しいかったんですが、今回もやはり、悲しい(泣) 市の過去はツラいです。 そして、今回新しく出てくる人物もチラホラ。 市の事を想う、怖そうだけど愛情深い大親分、そんな大親分に対しての市の態度…深いです。悲しいです。 人は一人では生きていけない…。その通りだけど、素直にすがれない想い。 市や、大親分の言うセリフ一言一言に重みを感じました。 その他様々な、事件に巻き込まれ、相変わらず波乱万丈ですが、この先の市がどうなってゆくのか気になります。 |
ICHI(3) (イブニングKC) |
女座頭市と幕末が交わった作品。画はとても繊細で綺麗です。派手な殺戮やアクションが主体と言うより人物の心情や内面を語る物語の筋に合った画ではないでしょうか。過度に美化されている印象もありません。綺麗なだけの漫画とは思いません。 三巻では強さを求める者達各々の葛藤や決意、また羨望される強さを得た者の苦難や孤独が描かれています。 個人的にその様な心模様を読むことが出来る作品は好きです。描かれる物語から色々なことを考えさせられます。漠然な強さではなく脆く揺らぐ強さ。人間臭さがあるほうが魅力があります。 良い意味で派手さが無い、淡々と静かな作品なので好き嫌いが明確にでるとは思いますが個人的には好きな作品です。続きも楽しみにしています。 |
ICHI(2) (イブニングKC) |
仕込み杖から放たれる逆手一文字で以てバッサバッサと敵を斬る、女座頭・市の物語。
二巻目となる今回は、同行者であるトンマこと十馬の凄惨な過去、そして僅かながら 市の過去が明らかになり、幕末モノでは御馴染みの志士達も顔を出し始め、 いよいよ物語が本格始動した模様。 更に、今巻のもう1つの注目は、表紙絵にもなっている「一途に、侍。」な男、 伊庭八郎の登場だろう。後に『隻腕の美剣士イバハチ』の名で親しまれる彼も、 今作では、まだ剣術をはじめて間もない若造で、今後の活躍が楽しみである。 漫画小説映画を問わず幕末モノは数多くあるけれど、 本作は、主役コンビの動機に倒幕佐幕といった思想が絡まない為、 他作品よりも自由な展開が可能なのが、本作の幕末モノとしての魅力だ。 惜しむらくは、刊行速度が遅い点。もう少し短い間隔で単行本を楽しみたい。 |
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