第1話/大地の赤(トマト)
糸井重里さんお薦めの永田農法の創始者永田照喜治さんが登場。
ビニールハウスで育てられたトマトをバカにしながらその味をみて驚愕する海原雄山。山岡が雄山を本物の味で一矢報いる今では珍しい話。
永田農法の話は聞いていた。具体的で試してみたいと思える説明であり、参考になった。
食に関してかなり真理に近い解説がされています。
近年は、食への関心の高まりから有機野菜や無農薬栽培など見直されておりますが、
一見よさそうな有機栽培も、何種類かあり、選択しだいで野菜の色や虫のつき方など等の違いが出る事が解りやすく解説されており、農業に携わる方には是非一読して貰いたい内容です。また、アトピー等の現代病で苦しんでいる方も登場し、克服への挑戦や経過も記されております。全体を通して食の大切さを実感できる内容になっているのではないでしょうか?
現代病に苦しむお子様をお持ちの子育て世代にも一読をオススメします。
この本を読み理解できれば、アトピー等が何故増え続けているか?納得できると感じます。
様々なベランダ・屋上での菜園の作り方が解説してあり、
これならうちでもできそうと思えるような一冊。
また、こにしみすずさんのぬくもりのあるイラストが
とてもよいです。イラストを見ているだけでも心が温まります。
野菜の育て方が、一種類ずつ丁寧に書かれていて、
また収穫した野菜のおすすめの食べ方などもあり、
とても役に立ちました。
美味しい、安全な野菜を家族に食べさせてやりたいな、と思っていた矢先に
私は糸井重里さんのHP、『ほぼ日刊イトイ新聞』にて永田農法の存在を知りました。
水に沈むほどみっちりと中身の詰まった、甘いトマト。
子供でも生のままかぶりつける、梨のようなタマネギ。
湯通しせずにサラダとして食べられるほうれん草…。
どれも野菜に対する常識を覆すような話ですが、永田先生によると、『これが野菜の本来の姿』なのだそうです。
目から鱗と言うか、目玉が飛び出るほどの衝撃でした。瞬間、『これだ!』と思いました。
永田先生が苦労して得られたノウハウを惜しげもなく披露してくれています。
畑だけでなく、プランターでの野菜の育て方にも言及があり、ベランダでお手軽に野菜作りが楽しめます。
初めてのチャレンジでしたが、我が家もこの夏はトマト、シソに恵まれました。
取れたてで匂い立つ本来の野菜の香りが、健全な野菜である証拠!
この夏の素麺がどれだけ充実したか分かりません。
美味しい上に、しかも栄養価も市販のものの数倍から数十倍になるのだそうです。
この本のお陰でこれからずっと、挑戦したい野菜作りになってしまいました。
超おすすめです。☆5つです。
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