59年、ジャック・レモン、トニー・カーティス&マリリン・モンロー主演、 ビリー・ワイルダー監督で大ヒットを記録した、ドタバタお色気コメディの傑作 " Some Like iT Hot(お熱いのがお好き) "
スタジオミュージシャンとして、同映画の劇伴(サウンドトラック)録音に参加 したケッセルは、周囲の勧めもあり、アート・ペッパーらを誘って、 さっそく本盤の制作に取りかかったという。
まあ、いかにも映画のヒットにあやかった「売らんかな」の企画ものではあり、 硬派なジャズ・ファンの目には止まりにくいかも知れませんが、これがなかなか!
映画自体、禁酒法下の「狂躁の20年代」を舞台に、若くておバカなジャズマン たちのドタバタ道中を描く内容だけに、陽気なスィング曲や、マリリンの代表作 " I Wanna be Loved by You " といった、おいしい楽曲が満載! ケッセル=ペッパーも好調で、軽快でおおらかなスィング感が、お休みの午後 などにぴったり。
ジャケット写真は、マフィア経営のクラブで、セクシーな衣装でお姉さんたちが 歌い躍る序盤のワンシーンですが、ロゴのセンス(と手前の女の子)が最高です。 レコード盤を壁に飾れば、ステキなお部屋のインテリアにも(笑)。 おすすめです!
年月の隔たりを感じさせないくらいに、マリリンのかわいらしさは色あせない。DVD12巻で美品・・・しかも安価。・・・実に10倍くらいお得感のある商品でした。
私は30代半ばですが、全世代に通じる楽しさだと思うので、是非皆さんに見ていただきたいです。白黒は苦手でしたが面白過ぎて全く気にならず、もっと早く見ておけばよかったと感じた唯一の映画です。 最初から“Nobody's perfect”のオチ?までまさにperfectな作品なので、完璧な人間はいないけれど完璧な映画はあるぞ!という自信をも言外に含んでいる気さえさせられ、更に感動してまいます。 また、独自の言葉でなく、この様な慣用句を、本来の文字通りの意味を強調して使っている点も、かえって粋に感じます。 このラストの効果か、非現実的な話なのに、笑えるだけでなく、鑑賞後も明るく暖かくボジティブな気分が続く稀有な作品です。 特に笑えた場面は、同性婚しようとするジェリーと目を覚まさせようとするジョーの噛み合わない会話、マフィアの親分の皮肉と威嚇たっぷりのスピーチかな。 主演三人は皆素晴らしいですが、やはりレモンが際立っています。そして富豪も! 役者、脚本、演出、監督が全て揃うと、こんな傑作ができるのですね! ちなみに、カーティス本人は、マリリンとのキスをヒトラーに例えた事は否定しており、最近の死の直前に出した自伝で彼女との不倫を告白しているらしく、マリリンの魔性ぶりと作品にちょっと似た?展開にびっくりしました!
ナイトシリーズ、好きな作品なんですが、今回は本編と番外編合わせて3本の作りだったので、正直短く感じてしまったのが残念でした。
個人的に、三木さんの声は良いのですが、緑川さんのブリ声は正直、キャラに合っているとは思うのですが苦手です・・・。
(凛々しいお声の緑川さんのが好きなので)
今回、星5つだったのは番外編が最高の出来だったので♪
子安さんと置鮎さんの演じる先輩2人の演技が正に神でした!!
この2人のキャスティングは私的にめちゃめちゃ好みです♪
本編のナイトシリーズ、そしてツインズシリーズは続々と出ているのに、どうして魅力的な先輩たちはシリーズがないのでしょうか・・・。
とっても残念でなりません。シリーズ化、希望です!!
初めてマリリンモンローの映画を見ました。古い映画にありがちなのですが、最初うまく馴染めず、何度か入れては消してを繰り返していたのですが、今では大切な宝物です。とにかく、マリリンモンローがなんて美しく、可愛らしいことか。そして変ないやらしさや安っぽさが全くない。それから、T・カーティスとJ・レモンの二人。最高です。昨今のオカマキャラで売ってるどんな芸能人もかなわないのでは? やはり、「時代」は関係ないんですね。監督ほかスタッフの才能でしょうが、ストーリーもまったく飽きさせることがなく、モノクロに慣れた今では初めから終わりまで、あっという間に見終えてしまいます。この貴重な体験をしてから、他のマリリン物も見たくなったのですが、ブルーレイ化がほとんど進んでいないようですね。なにか理由があるのでしょうが、されたら即、購入予定です。
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