最近この作品の原作を読んで面白かったので買ってみましたが、主題歌はアニソンという枠がもはやあてはまらないほど格好いい曲ばかりで、キャラクターイメージソングの方も聴いてて非常に楽しくなる曲ばかりです。個人的には第1~3期のOPと第1期のED、主人公3人のアニメ最終回後の想いを歌っている「聖夜の天使たち」がお薦めです。レイアースファンなら必携といえるでしょう。
というわけで、タイトー編第2弾「アクションクラスタ」です。
曲目はご覧の通り。過去に音源化の機会に恵まれていた(そして何より音源化に積極的であった)こともあって、未音源化作品はひとつもありません。ですから、収録タイトルそれ自身と「実機収録」であることだけがこのアルバムの武器というわけです。
では、それが心許ないかと言えば、そんなことはありません。前作「シューティングクラスタ」にもまして攻撃的で、暴力的です。そしてそれゆえに古参のZUNTATAファンは迷うことなく購入すべきであり、古いゲームの音なんて、と思っている若いゲームミュージックファンは、是非ともこのアルバムに収められた楽曲群を聴くべきです。
まず冒頭の「影の伝説」からして、その音色の素晴らしさに息を呑みます。
メインのフレーズを奏でる琴のような音の、途切れる前の振動が減衰していくような微妙なニュアンス。「奇々怪界」「スーパーデッドヒート」などでも聴くことのできるFM音源での小倉久佳氏の音作りの細やかさを最もよく味わうことができるタイトルです。GMO「タイトー・ゲーム・ミュージック」のA面1曲目もこのタイトルでしたが、そういう位置に収まるべくして収まっているのだとすら言えるでしょう。もちろん2ループ収録です。
ディスクを読み込ませると、「ニンジャウォーリアーズ」の代表曲である「DADDY MULK」の収録時間に驚かされます。もちろんこれも2ループです。単独のアルバムも発売されているにもかかわらず、今作まで2ループ収録されたことのない「ニンジャ」楽曲群が2ループ収められているというだけで、このアルバムの価値は俄然上がります。今もって揺るぎない名曲の数々をじっくり聴ける機会が、20余年を経てついにやってきたわけです。
さて、収録はどうでしょう。ビリビリと震えるようなノイジーな発音は、ある意味新鮮かも知れません。過去の音源と比べると、リバーブがかかっていない分音の引けは早く感じられます。ですが、かつてこの筐体に座って、プラグに自前のヘッドホンをつないだ人々には、あのときの懐かしい音の記憶が呼び起こされることでしょう。チップが発音するときのノイズ。電圧のムラが作るゆらぎ。それがここには刻み込まれています。本来プレイヤーの演奏を伴わない音楽が回路の負荷でアナログに「演奏」される矛盾ともいうべきものです。ストリーミングで流される音楽には決して出せない味と言ってもいいでしょう。
暴力的と言えば、「ラスタンサーガ」「ウォリアーブレイド」といった高木正彦氏作曲のタイトルこそ、まさにそう呼ぶに相応しい音作りですが、特に後者が今回は聴き所です。「Nouvelle Vague」でもやたらとテンションの高い曲調と、変幻自在の展開で異彩を放っていた楽曲群の、本来の姿がここにあると言っていいのでしょう。テーマ曲と言える「B.G.M.1 "Rising"」一つ取ってもヘッドホンを振動させるほどに図太いベースの音の深さと生々しさは、旧譜を聞き慣れた耳には実に新鮮に聞こえます。各音色の粒立ち感もだいぶ異なっているので、これは是非聴き比べていただきたいところです。
個人的には小倉氏の隠れた傑作「ラスタンサーガII」が長く聴けるところが実にお得なアルバムです。収録タイトルについては、もっとあれも、とかいやこれも、とかつい欲が出てしまいますが、FM音源(YM2203)からOTIS音源まで、というタイトーが使用した音源の変遷を追うことができる非常に面白い選曲であると言えるのではないでしょうか。
そういうことですので、是非。旧譜を持っているから、というのは迷う理由にならないと僕は思います。むしろ旧譜を持っているならばこれも持っているべきです。
また、日本の電子音楽のエッジの一部がここにはあります。FM音源の音作りであるとか鳴り方とか、そういった興味からお聴きになるのも良いかと思います。
近くにいた番記者がふりかえる「田中角栄」、淡々と真実がかかれて、ロッキード事件の「アメリカ陰謀説」が否定されて行きます。 今待望の「田中角栄」はその決断の早さと、実行力が信じられるからです。でももういない。捨て身で国民を守ることにいささかのためらいもなかった、しかし、どこか金の腐臭は、総理になったころからあったと、書かれています。この人は誠実な仕事をするんだなあ、いい本読んだと思いました。
知ってる人は皆知っている名作・タイトー黄金の城が遊べるだけでも、十分価値がある。しかも、その移植度が…結構高い! キィ・レスポンスは非常に良好。 ポロリ、棍棒、武器楯破壊、レッドソード、音声、屏乗りなど尽く再現されている。 敵攻略法も、大体、そのままだ。 一面の背景が、ミョーに暗いのが少しアレだが、全体的な完成度に比べれば、ごく些細なことだといえる。
影伝はタイメモ版に比べ、敵の攻撃が非常にヌルく、レスポンスが良好なので、(良くも悪くも)とても簡単になっている。 音質に関しては、タイメモに一歩譲る。
両アレンジ版に関しては、好みもあると思うが、オマケ程度に考えた方が良いだろう(私にはあまり魅力が感じられなかった)。
総合して、充分、良製品だと言える。 ただ、コントローラが小さすぎるのと、パッド部の形状・耐久性が多少気になる。 今後の同系商品では、その辺のところを考慮してもらいたく、星4つとする。しかし、これは限りなく5つ星に近い4である。
さすが剣と魔法の支配するファンタジーだけあって、人以外の人外も当然出てきます。
だけど、やっぱりモロに獣やら動物を出すことは出来ないみたいで(それの目的のための)
頭は人外、身体は人というそういうキャラクターが目白押しな訳ですね。
ヒロイン達がこれまた魅力ある上玉揃いで…、何言ってんだろう…。
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