松田優作は生涯で25本の映画を残している。冒頭「ブラックレイン」のオーディションシーンから始まるが、チラッと映る相手役はM・ダグラス本人だ。小林薫が「ステレオタイプ」だと断った佐藤役を受けた時、優作は「三船さんのようなステレオタイプで呼ばれるのではなく、自分自身で勝負したい」というようなことを言っていたが、何にせよ「挑発的」な役者だった。本作を観ると、その小林薫とも仲は良さそうだし、実際に会えばその人柄がわかるのかも知れない。優作はたくさんのTVドラマにも出演しているが(というかブレイクしたのが「太陽にほえろ」)、本ドキュメントで語られるのはひたすら「映画」のことだ。小さなころから日活作品を観て育ってきたことから、石原プロと懇意になったのも頷ける。優作の特徴は、とにかく「固定した」スタッフと仕事をしたことだろう。丸山昇一、仙元誠三、黒澤満、村川透、森田芳光、崔洋一らこれまた「ニューシネマ」派のようなとんがった人間ばかりだったから、結果作品にも個性が出た。香川照之が「優作さんはデビューした瞬間から違っていた」と語っているが、確かに「太陽〜」で石原裕次郎、「人間の証明」でG・ケネディ、「ブラックレイン」でM・ダグラスと年代に関わらず互角に向き合っていたのは凄い。もし病に倒れなければ、少なくとも渡辺謙が今いるポジションにいただろうし、オスカーだって可能性があった。しかしプライズはあくまで結果論。広告コピーを惹句と表現しているのも活動写真業界ぽくっていいが、文章ではなくやはり優作その人が「惹句」なのであった。特典映像は「ア・ホーマンス」のメイキングなどが収録されており、貴重である。星は4つです。
映像特典として出演声優6人による26分のクイズ大会が収録されているのですが、正直に言うと、本編よりこっちの方が面白いです。
なんと言うか、どこからどう見てもグダグダなんですが、皆さん本編以上にキャラが立ってました。
不思議系を通り越してカオス状態になってました。
結局、あの司会者は何者だったのかが未だに謎です。
本編はいつも通りなのですが、第5話で割と良い話になってきたのではないかと思えます。
昨年の冬コミで配布したものに少しシーン追加 後新作の短いエピソードとマナームービー 本編はやっぱり30分位です。 ストーリーはある意味王道で最初からラストが想像でき、どんでん返しもないながらも構成と演出でみせてくれるのでわかっているのに泣かされる。 パッケージが萌アニメ風になっているのがちょっと損しているかも ぜひ一度見てほしいアニメです。
以前は梅ジャムを作る時のタネ取りに大変な苦労をしていたのですが、この梅割器のおかげで今年はすごく楽に作業ができました。 ただ、3000個ぐらいの処理をしたところで留めネジが抜けてしまったので、ステンレス金具の底面にドリルで穴をあけ、長いネジで留め直しました。 仕組みが単純なので同じような商品が沢山でていますが、壊れにくい作りのものであれば、この道具は値段の割にはものすごく便利です。 なお、メーカーさんへは修理画像をつけて、簡単には壊れないようなネジ留めに変えるよう要望を出しました。
ねぎマの監督を途中で途中で降りた(降ろされた?)事で有名な宮崎なぎさ監督の実質的な
復帰作として知られている訳ですが、と、同時に介錯さんの原作作品としても知られている
訳です。
実際に見た感想としましては、派手さこそありませんけど、割合に丁寧にこじんまりと、
基本路線を固めた感じですね。
介錯さんの原作本も手に入れましたが、基本路線は原作忠実路線と言う事であってるとは
思います。
唯一の難点は微妙に漂う百合路線が受け入れられるかどうかどうかなんですよね。
完全に省いてもストーリーそのものは展開するとは思うのですが、それだったら介錯さんの
原作をわざわざ使う必要がないだろうとも思えますのでありだと判断しております。
それと、作画が少々脆いのが難点ですがいわゆる「低予算アニメ」ですし、そこに無理に
こだわる必要は無いでしょう。逆にそこにこだわると宮崎なぎさ監督は少々悪い傾向が出る
予想がございますので、これで良かったのではないかと思えます。
よほどの予算と人員をつぎ込んでこれを作ったというのなら、星一つでも多すぎるとは
思うのですが、逆にこの短期間でよくここまでに仕上げたという思いがございますので、
異論はあろうとは思いますが、星5個でお願いします。
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