ものすっごく厳しい祖母のしつけを受けて育った臆病でおとなしい女子高生ヒロミに、実は夜な夜な盛り場をうろつく不良少女ユミという別の人格が隠されているというストーリーです。このユミが面白い。盛り場をうろついて何をしているかというと、派手な格好をして独りで飲んで独りで踊ってる。奔放といっても孤独です。そして異様にケンカが強くて、自分の邪魔をする人間は平気で殺す。不良少女というよりヤクザの姐さんのようです。80年代ファッションもなつかしく楽しめます。 二重人格の一方ユミの活躍を少女マンガらしくドラマチックに描いた作品で、絵もきれいで飽きさせません。そしてときどきいいセリフがあります。「それはあんたが見たいと思ってるあたしなだけよ。人は自分の目というフィルターを通した虚像しか見ることはできないのだから。それぞれ愛したいと思うものを、憎みたいと思うものを。表面だけをきれいに写しだす鏡のように」 もうひとつ、この作品の外伝もお勧めです。この主人公の二重人格の原因となったと思われるオニのような祖母タカの、若き日のお話。華族の母の血を受け、気位が高く感情を抑え建前を通して生きるタカに向かって、妾腹の妹が言い放つ言葉:「あなたは自分が何を望んでいるのか分からない方ですものね」、ラストはじわっと重く怖い。
スクールウォーズの主題歌のために購入。 再生回数が相当いきました。
当時はスケバン刑事とか、今では考えられないキャストとストーリー、そして臭い台詞に下手な芝居。 当時だから許されたんだろうなぁ。
ブックレットには、各主題歌のドラマのあらすじ、放送年月日などデータが記載されてます。
葛城ユキさんのハートブレイカーはカッコイイです!
ちなみにTBS編に収録の摩天楼ブルースは、恐らくこのCDでしか聴けない貴重な音源です。
火曜サスペンスのテーマ曲が岩崎宏美なら、大映テレビのテーマ曲の女王は椎名恵かな?
年末〜正月休みは紅白も格闘技もそっちのけでひたすら(他の大映テレビドラマシリーズなどを含め)買い込んだDVDをひたすら見まくっていた私。とにかくこのシリーズは1話でも見てしまったら最後、と言う位毎回寝不足になる程はまってしまう…。
前後編に分かれていますが、前半は特に、ナンノのおそるべき、いや、魔性とも言えるほどの妖艶な魅力に思わず引き込まれてしまうこと必至。劇中では転校生ナンノの言動があらゆる意味で大多数の登場人物を巻き込んでしまうのだが、視聴者も全く同じ感覚で、全く同じテンションで、その「一目惚れ状態」を追体験出来るというか、何と言ったら…。そういえば、将来超強力な憎らしい程の恋敵となる相楽ハル子さんがスケバンと全く同じテンションなのも嬉しい。
当時、桂子ファンとして、毎週欠かさず見ておりました。 ビデオに録画し、繰り返し3回は見たかと思います。 もう10年は封印していたでしょうか。久しぶりの視聴となります。 ビデオがあるので、このDVDを購入するか迷いましたが、当時の録画映像はあまり綺麗ではなく、永久保存版という気持ちもあり購入いたしました。 元日発売にも関わらず元日に配達され、お正月に見るテレビも無く退屈な寝正月になると諦めていたこの正月は、お陰さまで「乳姉妹」で楽しめそうです。元日は6話、本日も朝から乳姉妹三昧です。 メニュー画面が凝っていて、名場面のフラッシュバックには感動いたしました。(オートスタートでは、メニューが表示されないので、ご注意)オートスタートではなく、メニューから再生することを激しくお奨めします。 当時のビデオテープがすぐ発見できないため確認できないのですが、このDVDには、次回予告が入っていません。 当時から無かったのか、この手のDVDには予告がカットされてしまうのか分かりませんが、完全版を期待していた私のは、この予告がないのが残念でなりません。 28話でこの値段は、安い買い物でした。 永久保存版にするにも、丁度いいサイズのケースです、 特製のブックレットは乳姉妹フリークでも感動するほどの内容でした。
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