Disk1の後編は紳助さんの特別講義が収録されています。
この内容は特筆物。
下手な成功哲学や中途半端な心理学にお金をかけるのなら、お小遣いで買って見れるこの講義を観て聴いた方が為になります。
講義内容はNSCで学ぶこれからの芸人さんへの本音の芸人論。
しかし、その内容は自己プロデュースからマーケティング迄含まれた大変なものです。
実体験に裏打ちされた講義内容ですから、ビジネススクールでも通用する内容です。
Disk2の漫才アーカイブスも面白い。
島田洋七さんの副音声解説が的確すぎて漫才の奥深さも垣間見れます。
もし、これから芸人を目指す人がいるとしたら教科書になります。
成功セミナーにお金をかけるなら、このDVDを見て、咀嚼して、自信で考えてみた方が絶対に効果がありますよ。
この金額でこの内容は凄いです!
死にたいほど悩んでいる人間をどうやって励ますのか。 よく考えると、こんなに難しいことはない。 それを「死にたくなったら、これを読め!」と、ど真ん中ストレート勝負に挑む。 つくづく、すごいタイトルだと思う。
こんな本が書ける人は、他にはほとんどいないのではないだろうか。 自ら「起伏の激しい人生」と語られているが、全くその通り。ジェットコースターのような人生だ。 中学で野球がうまく、甲子園常連の名門・広陵高校に進むが、左ヒジの粉砕骨折で大好きな野球の道を断たれる。 漫才では、ブームの頂点を極めながら、一転、売れなくなって極貧生活に入り、「死」までを考える。
その、いずれの危機も、「人」の温かさに救われる。 一度は、あの“がばいばあちゃん”であり、一度は、北野たけしと島田紳助という親友であった。 「天国」と「地獄」をこの世で味わった著者だからこそ、ここまでの「励まし」の書が書けたのだろう。
自らを「アホ」と笑い飛ばしながら書いているが、本当の「アホ」にこんな本が書けるわけがない。 徹頭徹尾、温かい思いやりと、嫌みのないユーモアに満ちている。時々、「これは、ネタかな?」と感じる位、出来すぎた話もあるが、 これも読者を笑いに巻き込んで元気づけようとのサービス精神なのだろう。
島田洋七という親友の話に、泣いたり笑ったりしながら、気がつくと大きな安心感に包まれている。 そんな魅力をもつ名著である。
この本には、洋七さんのトレードマークである豪快な「ホラ話」や「アホな話」が満載です。 絶好調時の、あの機関銃のような「しゃべくり」をそのまま活字に移したような勢いと生命力が全開! 今にも、洋七さんの声が聞こえてきそうで、げらげらと笑いながら、引き込まれるように読み進んでいけます。
内容的には、「老い」につきまとう「悲観的なイメージ」や「不安」に対して、洋七さんが、真っ向からケンカを売り、笑いのパワーでぶちのめしちゃった感じ、ですね。 さすがは「言葉」で生き抜いてきた人。単に面白いだけではない。一見バカ話の中に、「宝の言葉」がぎっしりと埋まっています。
「人生の知恵」を感じた、キラリと光る言葉を一部紹介すると……
「目の前の人と顔を合わせて言葉を交わすって、相手のことも考えるし、自分のことも考える瞬間なんです。それに、大きくもなるし小さくもなる、美しくもなれば汚くもなるのが言葉のやりとりです」(159ページ)
「長く生きるっちゅうことは、何かを究めるっていうことですわ。私はたまたま芸やったけど、みんなそれぞれの仕事をもって、生きてきたんやからね。レジ打ちを究めた人もいるだろうし、自動車の売り方を究めた人も、きれいな掃除の仕方を究めた人だっていると思います」(172ページ)
「コケたら、立ち上がったらいいじゃないですか。1回コケたらしんどいけど、2回、3回とコケていたら、立ち上がるのも慣れてきますわ。いい意味で鈍感になりましょうよ」(177ページ)
「死はそんなに怖いとも思いませんわ。ばあちゃんが言っていました。 『毎日「おやすみなさい」って寝るやろ。あれの長いやつや』。 だから、だれでも毎日死ぬ練習をしているんですよ。それで、そのまま起きなかったら、ついに本番が来たっていうこと。そんなことを突き詰めて思い悩んだってしょうがないですわ」(183ページ)
「最後に……やっばり、自分を絶賛しましょうや。そして、自分の歩んでいる道を誇りに思うことでっせ。自分の生き方最高! 嫁も最高! 子どもも最高! 『絶賛、生存中!』やで、ホンマ!」(215ページ)
と、まあ、こんな感じで、本全体が「老い」を吹き飛ばす「楽観主義」や「励まし」に満ちてるんです。 そして、常に、人間そのものを優しく温かな「目線」で見つめている、著者の心根を感じます。 あんまり調子に乗って紹介しすぎて、「もう、読まんでも大丈夫やな」なんてことになったら、かえって洋七さんの営業妨害になるんで、この辺でやめときます。
読み終わった後に、なぜか不思議にあったかい気持ちが残る、とても素晴らしい著作です。
人によりにけりかも知れませんが、私は楽しめました。むしろ壱よりも楽しかったかな。壱はとにかくゲームの名場面(?)をこれでもかというくらいに詰め込んだ感じで、他の方も語ってますけど同じようなゲームが何度も繰り返されていると言った感じなので満腹状態で飽きが来てしまうのですが、その点弐は構成がバラエティに富んでおり、ゲーム自体も緑山スタジオのアトラクションだけではなく、地方大会での予選が多く、コント(このタイプのナンセンスコントのノリがまた懐かしい!)や、その他たけし城の番組内にあったコーナーが良いアクセントとなって織り交ぜられているため、良くも悪くも番組全体の雰囲気を凝縮して再現しているように感じます。ただ、もちろんゲームそのものだけが見たい!という方には余計なものにしか映らないのかも知れないので、そこが評価の分かれるところでしょうか。
あと余談ですが、元気な頃の上田馬之助さんの姿が壱よりも多く収録されているのが、プロレスファンとしては嬉しいところです。
私も貧乏で育ってきました。靴の底が剥がれてしまいそれでも靴は買ってもらえずゴミ場で同じサイズの靴を拾い洗ってそれをまた使ってました。
そんな子供時代をすごしてたから周りからは貧乏人と馬鹿にされてましたね。アキヒロと私の違う所は周囲のあたたかさに恵まれていたから?
でもアキヒロは貧乏を隠さずめげない強い人間性だからそんなアキヒロに惹かれ魅力を感じた。
だからアキヒロの周りにはつねに優しい人がついていたのだろう。
あんなまでの節約には戻りたくはないが貧乏も悪くはない。ケチではない。また、節約はじめようかと思えてしまう。
スーパーマーケット。
あれには大いに笑った。
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