アニメーションでしか創れない世界。アニメ大好きな者たちは、未知の体験を求めている。
原作は製作者の内部を喚起させる触媒。
新しいアニメの世界をつくりだし、とにかく、生まれて体験したことなのい奇妙な世界にいざなってくれたらいい。
この期待に十分こたえてくれる。
予想もしなかった ゾクッとする体験。
アニメでしか創れない。大人っぽく かつ優雅な、時にはエロテックな 美しい映像の氾濫!
先駆者への パロディー。
作者の不敵な挑戦というべきか。凄いとしかいいようがない。
饒舌な原作に触発され、
かつ昇華し、かような仮構世界をつくりあげた諸氏に敬意。
だいぶ久しぶりのアルバムでドキがムネムネで待ってました! 内容は、あれ?聞いたことのある曲が他のアルバムに載ってる曲が結構ある?という印象。 実際は数曲だけどw できたら同じ曲よりアルバムに載ったことのない曲だけを 厳選チョイスしてくれーぃ!と思うのは少数派ってことはないと思いたい(笑) それはそれとして、林原さんの美声が聞けるのはやっぱ幸せw ふふふーんと聞いていた「BLトライアングル」の歌詞の内容に何気に気づいてビックリ! 林原さんがあんな内容の歌詞を書くのか!と驚いたり意外だったり!? 歌詞の子にアキラメロっと心の中でそっと叫んだり黄昏たりしつつ 内容もあいまって口ずさむには妙な笑顔にもなりハマります(笑)
突然大地を襲ったポコ太。大地は怪我を負ってしまう。どうやら誰かに操られている様子のポコ太に、大地は不審を抱く。・・・ 謎の転校生、有坂静の正体をめぐって大地と姫ちゃんが大ケンカ。おまけに姫ちゃんが所属する演劇部は部員が足りなくて廃部の危機に。姫ちゃんのまわりはまだまだ騒動が多いようです。
成人男性の場合も本書を読むと、忘れかけていた男子中学生マインドが呼び起こされ、
日常生活においても「脳内妄撮力」が発揮されてしまうおそれがありますのでご注意ください。
お寺に生まれた三姉妹を主人公にした少女漫画。月刊誌「クッキー」に断続的に掲載されている作品のようで、この第1巻では三姉妹のうち二女と三女のエピソードを収録。一の巻で描かれるのは、二女の光里が一目惚れした転校生はキリスト教の牧師の息子だった……という禁断の恋の物語。二の巻では三女の拝美が、寺が一番忙しいお彼岸に彼と遊園地デートに行こうとする話が描かれる。
寺ものの作品としてはお寺にまつわるウンチクが少ないとか、主人公になった少女以外は物語の進行に合わせた平板なキャラクターになってしまっている点が気になるのだが、こうした部分が弱点かというと、そういうわけでもないのかもしれない。読者は作品にお寺や宗教のウンチクを求めているわけではないだろうし、主人公以外が平板なキャラクターになってしまっているのも、作品のテーマが主人公たちの内面的な葛藤を掘り下げることにあると考えればこれでいいのかもしれない。思春期の少年少女というのは多かれ少なかれこうした「一人称の世界」で暮らしているのかもしれないし、この「一人称の視点」が強調されているからこそ、この作品が特にお寺や宗教に興味のない読者を惹きつける材料になっているとも思えるからだ。(少女マンガ誌で宗教解説マンガを連載したってしょうがないしね。)
二女・三女の物語に区切りが付いて、長女の物語は第2巻に掲載予定。その後は主人公たちの内的葛藤の世界ではなく、姉妹や家族の中で生じる人間同士の軋轢や葛藤も描いてほしいと思う。1巻を読む限りでは父親は出てくるけれど、母親の影が薄い。母親と姉妹の葛藤や確執というのはあってもよさそうな話。この家族が両親と三姉妹という「核家族」なのも気になるところで、父親の先代住職やその妻(三姉妹にとっては祖父母にあたるのかもしれない)はどうしたのかや、父親の弟妹(三姉妹にとっての叔父や叔母)は三姉妹をどう思っているのかなど、話を広げていこうとすればいくらでも広げられるのではないだろうか。もう少し、家族の話が読みたいなぁ……と正直思うのだ。
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