レッチリ初のライブ映像作品は本当にかっこいい! 選曲もさることながらライブの組み立て方が素晴らしい! ジミヘンのカヴァー曲"FIRE"などもやってるし本当に楽しい作品だ。 またオフショットやインタビューでは、ライブからは想像もつかない、 メンバーの一面が見れて良かった。
"レッチリ”は、カリフォルニアを代表するロック・バンドだ。以前は、広がるような青い空と亀裂の入ったアスファルトの対比のような刺激的なイメージを換気させるやんちゃなバンドだったが、今では夕暮れに向かって真直ぐ伸びるハイウェイが似合うような"大人のロック・バンド"になった。ファンクとヒップホップ、パンクとヘヴィ・メタルをミクスチャーした成長期の最高傑作が『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』なら、メロディライン指向への契機となったのが音に隙間の残る『カリフォルニケイション』で、その隙間を埋めて完成させたのが『バイ・ザ・ウェイ』だ。しかし、同時にここから、彼らの作品には一種の退屈さが忍び寄ったように思える。ジョン・フルシアンテのギターがリードする枯れたメロディー・ラインに、アンソニー・キーディスの芯のあるヴォーカルが乗ると予定調和なロックが出来上がる(これがフルテンシアの頼りない歌声だとまた違うのだが)。それでも(似たような曲が多いとはいえ)楽曲の質の高さが魅力だったが、ついに本作ではフルシアンテが去り、作曲面でも凡庸さが露出する結果となってしまった。ライヴ・バンドとしての実力はともかく、スタジオ作品としてコレは凡作。新しい方向に期待。
レッチリといえば、ファンキーで元気なロックバンド という印象が強いが、今作ではそんなスタイルを一転し 穏やかなロックへと進化した!今作については、 レッチリらしくないとかいろいろ言うやつもいるが 間違い無く最高の作品だと言うことを証明している。 アラウンド・ザ・ワールドやカリフォルニケイション。 アザーサイドなど、個人的には今作が最高傑作!!!
9曲中、4曲が外国の作家が書いた曲で、これは高中としては異例のこと である。ヴォーカルにも外国人ヴォーカリストを多用し、サウンドの グローバル化(?)を計っている。真の狙いはどこにあるのかは実の所 私にも分からないが、世界レベルの曲がたしかに数曲収録されている。
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