ドラマを見た時、格好いいサウンドが聞こえてきた。これは!と思った。近頃、殆どのドラマがドラマ重視で音を潜めていたので、新鮮だった。サントラは滅多に買わない私ですが、つい買ってしまいました。あのズシズシと響くメインテーマ、哀しげなレクイエム…。オーケストラとロックを足した感じが良い!峰島のシーンなどに流れるフラメンコ調の小気味よい音楽が格好いい。主題歌「時の舟」のインストゥルメンタルも綺麗。ドラマっぽくない壮大なサウンドが「逃亡者」にマッチしていて気に入っていますv
2、16、18曲目にぐーだらはいってます。 映画館で感動した曲です、 ぜひぜひ聞きましょう!!
本書は「ケース」ブックですが、事実の概要は書かれていません。
その理由は、司法事実は学習者が当然頭の中に入れているべき事柄だからだそうです。
そうであるなら主要判例の判旨も省けよと思うのですが、いずれにせよ判例集としては
使えません。値段をつり上げてでも事実の引用・記載を願いたいところです。ロースク
ール生は内容や価格の如何を問わずどうせ事実上強制購入させられますので、より高価
になってもどうしようもありませんから。
問題はおおむね順序・内容ともに練られており、良好な質といわれています。ただ、
「憲法32条は非訟事件においても保障されるか。」(390ページ)といったように、
日本語としてやや壊れている文章も散見され、そのあたり拘る人にとっては苛々させられる
かもしれません。
なお、当然ながら解答は付いていませんので、独学での使用はもちろんのこと、
いわゆる中下位ローでトンチンカンな指導を受けての使用も、自己満足に終わる危険があります。
それぞれの世界遺産の簡単な紹介が1.2分ずつにコンパクトにまとまっていて世界遺産をつまみ食いするにはちょうど良いと思います。気に入ったものは後でじっくり見たいと思いました。
東日本大震災のボランティアで印象的だったのは「Football saves Japan」の活動でした。様々なクラブのサポーターが集まって、ベガルタ仙台に対して緊急物資輸送を行い、その後もヘドロ処理などを継続的に行ったというものです。こうした活動には強い「直接民主主義」のパワーを感じました。その報告が『フットボールサミット』の中で清義明さんによって行われていました。
一読、まっさきに思い出したのはドラッカーの『非営利組織の経営』でした。ドラッカーが80代で書いた『非営利組織の経営―原理と実践』では、参加型民主主義が唯一可能な分野として先進諸国で残っているのはNPOだけだ、として、しかし、そこにも効率的なマネジメントが必要だと説いていました。「アメリカ人のほとんどにとって、非営利機関は、いまだに政府や企業よりも、ずっと大事で、ずっと意味のある、身近な存在」なのです。そして、そうした組織に参加するということは「たんに受け身で投票したり、税金を払うということではなく、能動的に人々が活動する昔のような市民社会をつくり上げる」ことにもつながります。こうしたことは、そのままJリーグのサポーターにもあてはまりそうです。「支援活動から思索するサポーター像」の中で、初めて知った知見は、こうした組織がちゃんと財政的な基盤を持っている、ということでした。清さんによると、それはアパレルの販売によってもたらされているそうですが、こうしたことを聞いたのは初めてでした。
無給のスタッフによる、社会の本質的な変革。それが『非営利組織の経営』でドラッカーが描きたかったことだと思いますし、日本の社会では、もしかしてサッカーのサポーターがやりはじめていることなのかもしれません。
|