やっぱりあの物語がフルボイスで聞けるのはいいよね〜
のどかそうな(!?)表紙と邦題から、今度はどこかの南部令嬢と熱いボディガードの物語かなぁと思っていたら、ヒロインのマギーは書店を経営している自立した女性だし、舞台はアメリカ国内なのに、まるでアクション映画を観ているようなシーンもあって、今までのシリーズとちょっと違うなぁと思いながら、一気に読んでしまいました。ヒーローのイーガン・キャシディも、孤独なんだけどウルフとはまた違った個性で、作者のビバリー・バートンはきちんと書き分けてると思います。ヒーローとヒロインの関係も素敵でしたが、何よりヒーローが息子と心を通わせるシーンがとても素敵でした。 今後の活躍を期待できる他のボディガード達が出て来るのも、このシリーズの魅力のひとつ♪
恋人の性転換手術費用をかせぐため、強盗に入り立てこもることになった男とその相棒。おかしくもないから笑えない、緊迫というよりは切実、絶望的結末の予想、それでもアル・パチーノの熱演ぶりにはぐいぐい引っ張られました。はじめは、強盗二人はどこから見ても「ゴッド・ファーザー」のコルレオーネ家の次男フレドと三男マイケル(アル・パチーノとジョン・カザール)にしか見えない・・・話題性あるけど、なんというか残念というか面白いというか変な感じ、ゴッド・ファーザーと時期が近いだけにイメージが先にきてしまって兄弟でこんなチンピラになっちまって・・・と。が!しかし、また改めて見てみると、そうでもない!ストーリーに夢中!アル・パチーノのソニがカリスマ的パフォーマンスと意外な人間性で野次馬の一般市民どころか人質の銀行員まで味方につけてしまう、一見かっこいいようで所詮あわれなワンマンショー。そして、ここまでに至る家庭事情やいきさつなんかがわかってくるとますます悲しい。いつしか私も協力的銀行員の一人に・・・。映画「ソード・フィッシュ」でジョン・トラボルタのセリフにこの「狼たちの午後」の話題がありました。これには意味があるので、両方観るとおもしろいでしょう。
レンの声は好き嫌いが分かれますが(わたしは好きです^^)レンの声が苦手ではない方、レンが好きな方、空の軌跡3rdをPSP版しかプレイしていない方には非常にオススメです。
3rdの星の扉のレンの過去がPSP版では年齢制限に引っ掛かってしまい、大分内容が省略されてしまったので、いまいちレンの過去がよく分からない描写になってしまっていますが、ドラマCDではPC版のレンの過去話がノーカットで丸々聴けます。
規制されるぐらいなので、決してレンの過去は軽いものではありません。 所謂ペドフィリアに触れるような内容なので、苦手な方はご注意を。
内容はレンの過去話〜零の軌跡のレン出演シーン(一部抜粋)〜零の軌跡ラスト+α と言った感じで、特に真新しい話が追加されている訳ではなく、作中のテキストに声優さんが声を当てているものなので、ドラマCDオリジナルストーリーを期待している方は少しがっかりするかもしれません。
ただ+αは短いですが、零の軌跡ラスト後の三人の様子が書き下ろしで描かれていました。 レン好きとしては十分満足出来る内容です。
ちょっとがっかりしたのはレーヴェの出演が無かったこと…ですかね。声優さんの都合でしょうか。 ストーリーに変更はないものの、個人的にレーヴェも好きなので残念でした。
多分、年老いたパチーノを知っている人が増えて、この映画を見たことがある人が少なくなっていることだと思う。今では大スター「アル・パチーノ」で声もだみ声になっちゃって貫禄もついて・・・という姿をイメージしてしまうが、この「狼たちの午後」のパチーノは若いしすごい、まさしく彼の独演会である。2時間を1人で演じてしまっている。とはいえもう1人影の主役とも言えるサルことジョン・カザールがいてこの名作は成り立っている。最後の一瞬は結果を知っていても2人とも逃がしてやれよと思ってしまう。アウトローが支持を得る下地があった1970年代ならではの映画(事実でもある)かなと思う。なんともいえないうだるような夏の気だるさがうまく表現されている(本当は秋に撮った映画らしい)。
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