97年にアレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー夫妻共演でリメイクされたオリジナル。 もちろんオリジナルの方が、ストイックでカッコイイ!!! サム・ペキンパー監督特有の乾いた映像と、この映画の競演がきっかけで後に結婚したスティーブ・マックィーンとアリ・マッグローの愛憎入り混じったケンカのシーンや、ショットガンが火を吹くアクションでアメリカン・バイオレンスムービーの走りとなった作品。 必見です!
ディスコといえばアース、アースといえばディスコ・・・。 日本のディスコ旋風の中で一度は聞いたであろう「セプテンバー」 ベスト版は幾度か出たが、最近ゲッタウェイのヒットで、 またまた存在感を見せた、ノリの良いリズミカルな曲は、 アースの入門編的な感じと言えばいいだろうか、 聞いてて、体動き出すみたいなね、 ただ、最初はちょっとどこがいいんだ? という感じの曲も出るかもしれない、でも何度も聞いてみると、 素晴らしい楽曲だらけと気づくはずだ。 「シャイニング・スター」僕のアースはなんといってもこれ!! 74年録音と古い感じがするのに、 半分静かなんだけれども、ギターとサビのはもりで、 クオリティは極限まで引き出されている、 これがアースの実力だ!ろう。 リメイクもまた絶品の出来、買わない手がないでしょ。
TLCのT-BozことTionne"T-Boz"Watkinsのシングルで、サントラ『Rugrats In Paris - The Movie』からのカット。 曲自体は悪くないのですが、曲の構成が単調で飽きが早かったです。 T-Bozには先端系のサウンドや、Funk、Hiphopと相性が良いと思うので、その辺を考慮しT-Bozの個性をいかした曲を提供して欲しいと思いました。 最初に書いた通り曲自体の出来は悪くないのでファンの方にはオススメです。 SongwriteはT-Boz、Brycyn Evans。 ProduceはSoulshock&Karinです。
映画というものはVFXだけでなく、編集の技術、演出も年々進歩していくもの。
アクションやSF、ホラーは特にその進歩が著しい。
昔からの映画好きではありますが、刺激の強い最近の映画になれてしまって、過去の作品を観ることもほとんどなくなりました。
「ゲッタウェイ」は昔から稀代の名作とのウワサは良く聞いていましたが、「リーサウ・ウェポン」以降の「トランスポーター」のような近年の派手な新時代のアクションが沢山出来ている中、いまさら・・・・という感がありました。
しかし・・・!これが観始めたら・・・・メチャクチャ面白い!
「ダーティハリー」などもそうですが、1970年代のアクション映画は最近の映画のようなハイテンションさはありません。
しかし、マジで現実世界の人間が明日にでもやりそうなリアル感が凄い。
カーアクションも最近の映画のように突飛な飛んだりはねたりはないですが、非常に実用的で理にかなった運転術です。
最近の映画では主人公は銃を最初から装備していたり、都合よく車を盗んでバレなかったりとアホな設定が多いのですが、本編ではなるべく不審者に見えないように盗んだ金で中古車やショットガンを調達したりと現実の犯罪者が取りそうな手段ばかり。
それにしても、普通のスポーツ洋品店でテニスラケットと同列にショットガンが売ってたりするところがアメリカの怖いとこですね。
人間描写もリアルで、自分を救うためとはいえ、クズのような悪党の男と寝てしまった女房を許せない、悪党の元に妻を行かせた自分も許せない、でも愛しているというジレンマ。
常に苦虫を噛み潰したような不満げな顔や行動、往復ビンタ、別れよう発言などで良く出ている。マックイーンは俳優としてホントにうまい。
一方で女房の方はすべては愛する旦那のためであって、あんなクズとのことは犬に噛まれたようなもの、早く忘れて愛する旦那と元に戻りたい。
この辺の男女の性に対する考え方の違いも面白い。
一方で獣医師の妻の自己中ぶりは、殺し屋も唖然とするほど対比的。
殺し屋も非道なんだけど憎めない不思議なキャラクター。
強盗の真の目的や、逃走中に泥棒にやられたり、アクシデントの連続のスリリング。
脚本のウォルター・ヒルもホントにうまい。
ストーリーや展開も、現代の映画にない演出ゆえにむしろ現代の映画にはない新鮮さがある。
アクション映画の多くは消費されたら終わり、そのときだけ面白ければよいという使い捨ての作品が多いのですが、この作品は今見ても光を放ってます。
アクションものになりますが、恋愛ものが混ざっている作品ですので、女性が見ても楽しめそうです。男と女の嫉妬している場面などもあり、ハードアクションではありませんが、キム・ベイシンガーの色っぽさが良かったです。
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