このDVDに納められている映像の殆どは、既出のものだがこのように 時代毎に「私たちの目にとまったはずの」映像を繋げてもらうと 当時の歴史が蘇ってくる。 特に、現在のようにビデオやDVD等が一般に普及していなかった我々は テレビやラジオや雑誌の情報を貪っていたのだが、そのTVの映像が 入っていることは懐かしさ100倍なのである。 79年頃のライブは、まだ実験的な滑稽さが残っているのだが、 80年ツアーの映像を続けて見ると、そのドライブ感に驚かされる。 後期YMOが手慣れた感じのライブをやっているのとは大違いで、 全力疾走の1980年が伝わってくるのは大きな発見だった。
薄暗く、ぼぉっと光る闇の中、重厚な音楽が聞こえてきます。A面のM1からM5まで続く緊張感。CUEに通じるM7の細野ワールド、そして教授の名曲M9、M10。何故か狂おしいほどの懐かしさをかき立てる極上の音楽。
明るくポップな曲は一曲も入っていませんが、教授のアレンジ、ユキヒロの攻撃的とも思えるドラムが散りばめられた、最高の一枚です。
さて、リマスタリングされた本盤ですが、手持ちの32XA-142と比較するまでもなく、明らかに音質が違います。音がクリアになり、厚みが増した印象です。YMOのリマスタ盤は、まだBGMと本作しか聴いていませんが、音の変化は劇的です。迷わず買いましょう。
そうそう、教授のM9,M10ですが、何故彼のソロ作品で演奏されないのか疑問です。"/07"で聴きたいなぁ...
名義こそYMOを使用してますが音は昔のYMOとは全くの別物と捉えたほうが良い。
そもそも3人が3人共最前線に居るわけだから集まって音を出しても回顧主義になるはずもない。
現在のYMOに対する音には批判的な意見も多いようだ。
おそらくそういった人達というのは『今の音』が良くわからない人達なんじゃないですかね。
それで八つ当たりされても本人達も迷惑だろう。
現在雨後の筍の如く発生している再結成なグループとは志が違う。次元が違う。
ノスタルジーな気分に全くならない奇跡のグループと言える。
リアルタイムでレコードで聴いていた世代ですが、SACDも含めこれまでのリマスターCDもチェック済みです。
しかし、今回は特に音の加工が激しいです。 スピーカーで聴くと驚くぐらいです。
電子だけど人力が大きく作用しているところがYMOと後の打ち込みテクノとの決定的な違いですが、今回のリマスターでは圧縮した音源でも迫力が出るような音圧アップの方向ですね。 今回はiPod仕様のリマスターと捉えています。
キンキンズンズンした音も面白いですが、聴き疲れします。ユキヒロ氏のフーマンチューも機械っぽく聴こえます。
アナログ時代にデジタルを教えてくれたYMOでしたが、実はやっぱりアナログな人間の匂いを持った彼らならではの音楽だったんだと改めて思わされました。
逆にUTなどの中期以降の曲には今回の方が似合ってるかもしれません。 MASSもカモフラージュも迫力あります。
今回の発売のもう一つの目的はCMでTighen Upのオリジナルがかかってることであると思いますが、未発表曲こそないものの、アルファ商法はレコード会社が変わっても伝統的に引き継がれてますね。世界仕様に意味を持たせようとしていますが、アマゾンUKでもUSでも本作が正式に販売されてる様子はないです。
アメリカと日本でのライブを控えてiPod世代に向けた今回のリマスターも楽しめましたが、意欲的に活動する今こそオリジナルアルバムが欲しいですね。
現代の消費音楽全盛の一つの流れを作ったフジロックでYMOがどんな反応を受けるのか楽しみですが、時代に媚びることなく音楽の魅力を再度発信して欲しいです。
はい、まだ、販売されていたんですね。
中学校のときも、楽器なし、演奏できないけど楽譜は購入しました。^^;
楽譜の評価は、「原曲にどれだけ近いか?」だと考えますが
レベルは高いと思いますよ。よくわかりませんが。(・・?
あとは、DVDとか見て教授などの演奏を真似してください。^^;
パブリックプレッシャー版がほしいかな。
でも、販売しているところが奇跡に想えます。購入しておきましょう。
せ〜の! 「レ♪・ミ♪・ファー♪!」
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