すばらしい!!
昔昔、今から30年程前だったか、 この本とサイボーグ009その世界という本を、 本屋で取り寄せようとしたところこの本だけ在庫がなく、 もう読めないものと諦め、いつしか忘れておりました。
それがたまたま思い出し検索したところ2004年にこの本が出ていたことを知り、 値段、内容など気にせず、とにかく読みたい一身で購入しました。
タイトルこそ冗談新選組ですが、内容は半分以上忠臣蔵です。 新選組のころはいまいちだった(失礼!)絵柄が忠臣蔵の時にはかなりきれいになっています。
芹沢鴨のキャラがどっかで見た事のある感じですがここはご愛嬌。 (それを見た当時いかりや長介みたいだと思っていました)
みなもと氏の他の作品も読みたくなりました。
私も新撰組のファンなので、迷わずに買いました。新人隊士として任務に励んでいくのですが、操作に慣れるまでが大変です。 始めのうちは単に攻撃するだけで勝手に死んでくれますが、名前のある不貞浪士は返し技・仕掛け技を多用してくるので、下手すると相手のペースにはまりっぱなしです。剣豪3や風雲幕末伝のように抜け技があれば少しでも楽になるのではないかと思いました。 ただ、剣術の流派が様々で天然理心流・北辰一刀流は当然として小野派一刀流や示現流まで使えます。薩摩の剣術なのに隊士が使っていいのかなぁ…。近藤や土方が天然理心流で永倉が神道無念流、藤堂が北辰一刀流なのは当たり前なのですが、斎藤が小野派一刀流というのにはどうだろうと思いました。無流派自己流(または無外流)なのに… 一回クリアすると、幹部級隊士を使用することができます。剣術の流派も組み替えることができるので、理心流の道場主が示現流なんてこともできちゃいます。 また、新人隊士の名前は自由に設定できるので、ネイサン・オールグレン(でも、顔は日本人)や緋村剣心(!)、討幕派の名前にしてみたり意味のない(?)楽しみもあります。
風雲 新撰組を本当に楽しもうと思うならこの本は必要不可欠です。 暗殺、護衛から夜襲に至るすべての攻略が書かれています。 200種類以上ある剣術をすべてマスターするにわ絶対に必要ですね。
全5巻読みました。 新選組を基にして想像をふくらませて書かれた小説、と思って読むのならなかなかおもしろいと思います。 私はところどころじ~んときました。どんどん先を読みたくもなったし…5冊まとめて買っておいて良かった。 でも、史実に忠実じゃなきゃダメっていう方には、あまりおすすめじゃないかな…?時々人名など、え?って思ったりしたので…
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