教室での勇治の告白から最終的な告白までがメインですが
大告白フェスティバル、あれはない(笑)
どう考えても妨害でしょ?(まぁ最終的にうまくいきますが)
その一方で勇治の事を好きな女性陣は、どういう気持ちでこの告白を見届けたんですかね?
で、無事に付き合う事になった勇治と香月ですが
幸せって長くは続かないもんですねぇ
第5話では有坂家での写真撮影会が、第6話では緊張しまくる香月の記念撮影が見所。
今回はちはやを中心とした騒ぎが勃発する、『となグラ』では珍しい、割りとシリアスなお話です。
ちはやが「花より団子」なら、香月は「団子より花」、勇治は「花も団子も」って感じかな。
自分の気持ちがわからない、わかっていても素直になれない…そんな青春時代を思い出せてくれる。
…にしても、初音のレースクイーン姿は見事と言う他ないっす!!
第11話では、ぎくしゃくしながらもお互いを想い合う香月と勇治が。
第12話では、香月の気持ちを第1に考えるひたむきな勇治が。
最終話では、ありのままの勇治を素直に受け止める香月の姿が描かれている。
「思い出はいつも、綺麗なものだから…」
初音の言葉に胸を打たれる香月が堪らなく可愛くて、まさしく恋する乙女って感じ!
個人的に気に入ったのは、最終話の空港での香月の言葉。
「…うん、我慢する」
勇治のことが大好きだけど、素直になることができない香月らしさが、最後の最後までツンデレを貫き通していて、かなりグッときちゃいました!!
となグラ!はこの巻で幕を閉じます。香月と勇治は様々な事を乗り越えて、更に一人前になるように道を歩んで行きます。僕はとなグラが5年前にアニメ化されていたのを見ていました。(OP、ED曲も良かったです。)それから原作を読み、香月と勇治を自分の事のように応援してきました。こんなシチュエーションあったら良いのにと何度も思いました(笑) 原作が終わってしまうのは寂しいけれど、出会えて良かったです。ありがとうとなグラ!
『藍青』じゃなくて、『ラブひな』のアシかと思った。正直似てる部分が結構ある。具体的にいえば、鉄拳で主人公をぶっ飛ばすシーンとか、主人公の言動で、ヒロインが主人公を見直す内面描写とか、内面描写をヒロインひとりアップでやるとか。
まあ、それはおいとくとして、他のことについては……下の方に書きたい内容全部書かれてしまった。同時に同意したいと思う。 だけど、強いて補足をつけるとすれば、こうなる。 「スパイス」=「作品を面白くする要素」=「エッチ嫌い」「無節操」により⇒素直になれない二人⇒好きあっていても、結ばれない距離感。「メインディッシュ」=「越えるべき障害や波乱」 ――というところでしょうか。(勝手な引用ごめんなさい)
個人的な見解から言わせてもらえば、二人の素直になれない気持ちによって出来上がった距離感が、越えるべき障害の代役となり得ていると思う(それゆえ、強引に展開していると言えるのだけれど)。出来上がった距離感は、素直になれない気持ちで成り立ち、スパイスによって味付けされている。その距離感を、存在しないメインディッシュ=障害や波乱の代りにいれて、ラブコメとして展開させているのだ。だからこそ、完結を意味する「結ばれる」ことなく、持続させているのである。 もしかしたら、二人が素直になることが、物語の終止符を意味しているのかもしれない。
あと、余談だけど、このマンガのアニメ化が決定したみたい。こちらも必見!
それでは、下の方、色々引用した上勝手なこといってすみませんでした。
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