3のシナリオがあまりにも秀逸なので、どうしても比べられてしまうのですが、4のシナリオも良いですよ。 物語は古代都市から始まります。学者によるある実験が発端で戦争が起こり、都市は滅んでしまいます。仕掛けたのは大神ゼウス・・・。その直前、地中深く封印されたパンドラの箱が開けられ、主人公達の時を越えた物語が始まります。 輪廻転生、永遠の命、遠い昔に残した足跡、そしてパンドラボックスの災厄・・・。 人類の夢は、ときに欲望となり、神をも巻き込んで主人公達を翻弄します。
ギリシャ神話の世界観・思想がシナリオに密接に絡んできます。「死」に対する考え方など興味をそそられました。 見た目やシステム回りが改善され、また新たな楽しみ方も多数追加され、3とはまた違った楽しみ方ができる作品です。 3ほどではないにせよ、シナリオで引き寄せる力を十分に持った、シナリオ重視の方にもおすすめの作品です。
ギリシアとRPG好きで引き寄せられて買っちゃいました。なかなかおもしろかったです。 ストーリーはなかなか作りこまれていて、次第に不死の謎がメンバー一人ひとり明かされていきます。でもギリシア人の名前が似ていて人物混同しちゃいがちだった・・・。 主人公はしゃべらなすぎなので、もう少しプレイヤーがストーリーに絡めるともっとのめりこめたかも。 でも、ギリシア神話をうまく織り交ぜながら感動的な物語になっていて、なんどかじーんときちゃう場面がありました。
残念な点は、戦闘の状況説明が丁寧すぎて長くなりすぎなところです。戦闘が好きな人はたまらないと思うのですが、実際やるとおもしろいのですが速く進みたいところではげんなりしちゃう場面もありました。でも、エーテルや豊富なスキルに魔法、見事な作りこみだと思います。難易度もちょうどよく、ボスには一度も負けずにクリアできました。むしろ時々出る強敵に負けてしまい・・・。 レベル上げをしなくても最後までいけるのでそれはストレスになりません。
マップは、この物語全体のマップがいつでも開けて自分の位置を確認できればよかったと思います。どのあたりに飛ばされたのかわからなくなってしまうことが多かった。 ついでに、終盤は鍛冶屋がなくて武器をうまくアレンジできなかったのが残念でした。
あと、せっかくキレイな顔の人たち(シュキオンとか)なのだから、個人的にはもっとアニメーションがあればよかったな〜と思いました。次回作も出ることを期待してます。
FFシリーズのアルティマニアをいつも買っているので、そういう感じを期待しつつこの攻略本を購入しました。
まだこの本を購入しゲームを始めたばかりですが、この攻略本には以下のような各種データも記載されてます。
●キャラクター(アビリティ、スキル、魔法等) ●武器、防具、道具、鍛冶屋、エネミー(敵モンスター)、エネミー専用能力等
また、EXTRAのことも一応書かれています。 (2週目のイベント等も、攻略ページのところにちょっと書かれていますが、全て記載されているのかどうかは不明)
なので、攻略するには問題なさそうです。
以下に良いと思った点と、気になった点を書きます。
*** 良い点 *** ●ストーリー攻略ページにマップも一緒に載っているので、(アルティマニアのように)攻略ページとマップページを行ったり来たりしなくて良い。 (ショップデータも、攻略ページのマップ横に記載されている)
*** 気になる点 *** ●タンスのアイテムを取ることに関しては、攻略ページに記載されておらず、別のページに書かれているので、ドラクエ感覚でタンスのアイテムを取ると幸運パラメータをドンドン落として進めて行ってしまう危険がある。 (せめて最初にタンスがある町のストーリー攻略ページに、記載して欲しい)
●ボス戦に関して、全体的に攻略がざっくりとした感じがする。 わりと細かく書かれてあるものもあれば、もう少し細かく書かれていても良いかなと思うものもある。 その程度の情報でも楽に倒せるということだろうか? (ザコに関しては、エネミーリストが「系」別にまとめられており、例えば「アネモイ系」は○○で攻撃すると効果的と書かれている)
●キャラクターのイラストは、HP等でもよく見かけるものばかりで、他のイラストがほとんど載ってない。
●アルティマニアによくある、「開発者のインタビュー」等は全く無い。 (ギリシャ神話に関することが多少載っている)
以上のような感想です。 ですので、攻略するのは問題なさそうですが、その他のインタビューやキャラクターのイラストなどの要素を期待して購入を考えている方は、ガッカリすると思います。
今は無き玄人好みのゲームメーカー・データイースト。その看板RPGがギリシャ神話をモチーフにした、このヘラクレスの栄光でした。武器に耐久度が有るので、壊れる前に鍛冶屋で直してもらったり、戦闘中に姿を変えて能力が変化する敵が居たり、中ボスに突然フィールドで遭遇したりと、当時ドラクエモドキが蔓延してるRPGの中でも個性が光る作品だったのを記憶しています。 最高レベルまで上げるとラスボスからもほとんどダメージを受けること無く倒せてしまったりするのですが、そこに至るまでの道のりが険しいのです。それでも多くの人が諦める事なく最後まで遊び倒せたのは、一言で表すと「面白いから」でしょう。 それと自分は音楽も好きでした。美しい音色とかではなく、どちらかと言うと男らしくてカッコイイ曲が多かったですね。特に再開のパスワードを入力する時の音楽は無駄にカッコイイです。 どこかのメーカーが版権買い取って続編作ってくれないかなぁ・・・。
現在、手に入れるためには まず1万〜2万以上の出費は覚悟しなければならない、 比較的入手が困難なサウンドトラックですが、 肝心の中身はと言うと、1曲ごとの収録時間は短く、 ディスクのケースもなんだか安っぽかったりと、 いささか物足りない印象を受けてしまいます。 また、ディスク1の1曲目に、ボーカル付きのアレンジ曲も収録されていますが、 こちらはちょっとしたメドレーで、前半のフィールド曲 「地平線の彼方」に歌詞がつき、それと村の子供たちが歌っている 「ぜんぶ好き」を、それぞれ女性と子供が歌っています。 後者は元々ゲーム上でも子供の歌であるため、イメージ通りに感じる方は 多いと思うのですが、前者は、歌詞がつき、 ゲーム壮大なイメージが、逆にしぼんでしまっている気がします。 ファンならば聴きたくなるものですが、聴いた当方の意見としては、聴かなければ良かったなー・・・と。 個人的には全体通して好きな曲は山ほどありますが、 1〜2万以上も出して買うものか?と問われると、そうでもない気がします。 作曲者である酒井省吾さんの音楽を収録したCDは少なく、 そういう意味でもこのCDは貴重な品ではありますが、 このゲームにそれほどの思い入れがないのであれば、 現在DL販売のみですが、ゲーム「MOTHER3」の音楽集「MOTHER3 i」で、 酒井さんらしい音楽はたくさん聴くことが出来るので このCDのことはスパッと諦めて、そちらを購入して楽しんでいれば十分だろうと思います。
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