フラメンコとは?
ジュリアン・ブリーム 最新動画


バッハ・リラクゼーション

先輩のカイロ施術院で見つけたこのCD。早速購入し1日中流したら患者さんが やっぱりクラッシックはいいねえ! と喜んでくれました。これで治りが速いか はたまた患者が増えるかは分かりませんが 整体・カイロ経営の皆様どうぞ これを聴いて 自分自身も癒して下さい。



超絶のギター・デュオ

20世紀を代表するクラシックギター奏者のブリームとジョンによるギターデュオの世界。CDは2枚組でエリザベス朝のリュート曲、古典ギター、スペインもの、フランス近代音楽の編曲まで実に多彩だ。しかも世界的名手による演奏でギター二重奏のすばらしさ、楽しさを感じさせてくれる。2人の個性の違いも際立っており、音色も特徴がある。私にはジョンはクラシックギターの王道をゆく温かくて太い音(セゴビア直系?)、ブリームは繊細で変幻自在の音色のように思われる。細かい解釈やテンポもあえてぴったりあわせていないが、そこにまたデュオとしての味わいがある。私が好きなのは、カルリのロンド、ファリャのスペイン舞曲、そしてフランス近代音楽の編曲ものだ。特に聞きものは、フォーレのドリー、ドビュッシーのゴリウォークのケークウォークだ。2人の演奏を聞くと原曲のピアノよりギターが良いと思わせる。その最大の要因はブリームの巧みなアレンジと多彩でユーモアあふれる演奏スタイルである。音を聞くだけで2人が心から楽しんで演奏している姿が目に浮かぶようだ(そういえばYouTubeに2人の演奏がアップされていた)。この演奏こそクラシックギターによる最高のエンターテイメントだ。



ジュリアン&ジョン~世紀のギター・デュオ

ジョン・ウィリアムスとジュリアン・ブリーム、ともに英国人で世界の頂点に君臨している二人が、所属レコード会社が違うのにアルバムで共演したことで「世紀の2重奏」と讃えられた。

1971年に録音された1枚目『トゥギャザー』。カルリのお馴染みの「ラルゴとロンド」、このロンドの終わりをジョンはオクターブ上げて弾いているのだが、これは彼のアイディアなのだろうか?ジョンの輝く高音と、ブリームの鮮やかな音色の変化が素晴らしい。名曲「アングラージュマン」やファリャの「スペイン舞曲」等、何回聞き返したか分らない。

1973年には2枚目『トゥギャザー・アゲイン』。カルリやジュリアーニの古典と、アルベニス・グラナドスのスペインものを色彩感豊かに演奏。このアルバムは後にCDが発売されて初めて聴くことができた。

そしてなんと二人のコンサートのライブ録音がそっくりアルバムに!初めて耳にしたジョンソンやテレマンの作品の胸に染み込んでくる静かな音の力。そしてフォーレやドビュッシーのピアノ曲が名手の手によってギターのレパートリーに。二人の『ライブ!』のアルバムでは、ソルの「幻想曲」とアンコールで演奏されたグラナドスの「オリエンタル」が好きです。ジョンがアレンジした、なんとギターでブラームス!の弦楽6重奏曲の「主題と変奏」も素晴らしい。

1978年に録音された二人のマエストロによるライブコンサート、その貴重なアルバムが1993年にCDとなった!文句のつけようがない名演奏、しかし残念なことに冒頭のジョンの肉声と、アンコールの際のブリームの肉声がカットされているのはとても残念だ。

ライブアルバムのジャケットで、顔を見合わせて微笑むジョンとブリームの自然な笑顔が実にいい。NHKのFMで放送された二人の言葉は、一流の芸術家が持つ人間味とユーモアを感じさせるものだっただけに、完全な形でのライブ録音の復刻を望みたい気がする。



My Favorite Albums

クラシック・ギターの大御所といえばアンドレス・セゴビアの名を挙げなければならないが、私達の時代にギターの魅力を満喫させてくれた天才が英国出身のジュリアン・ブリームだ。この10枚組のセットは、彼がこれまでにシングルでリリースしてきたものの集大成で、ギタリストとしても驚異的なレパートリーを誇る彼のフレスコバルディやバッハからパガニーニ、メンデルスゾーンそしてドビュッシー、ヴィラロボス、ロドリーゴなどの作品が堪能できる。またリュートの奏法にも秀でていた彼は、4枚目でウィリアム・バードを始めとするルネサンス時代の作品集でリュート演奏も披露している。今ではスタンダード・ナンバーになってしまったロドリーゴの『アランフェス協奏曲』も63年のコリン・デイビス指揮、メロス室内管弦楽団の演奏を初めて聴いた時の鮮烈さは忘れることができない。民族色をより強調した演奏は他にもあるが、その垢抜けた洗練の極みのようなテクニックと美しい音色はやはり替え難い魅力を持っている。それは10枚目のスペインの作曲家の作品集にも言える。フラメンコの情熱が迸るような演奏とは一線を画していて、常に明瞭で透明感のある表現が、かえってこうした曲の性格を活かしている。

彼は78年にセゴビアの弟子だったジョン・ウィリアムズとデュエットを録音した。それが9枚目にあたるが、技術的な面は勿論のことだが、また音楽的にもこれだけ質の高いギターのデュエットは滅多に聴けるものではないだろう。ブリームは現在でも存命だが、84年に起きた交通事故で腕を痛め、その後快復はしたものの近年は事実上演奏活動からは引退しているようだ。このセットは幸いにも彼の全盛期の充実した記録であり、クラシック・ファンだけでなく、ギター愛好家を自称する方にも是非お勧めしたい。ライナー・ノーツは31ページで、曲目及び録音データの他に9枚のスナップと英、仏、独語による簡単な演奏家紹介がある。尚それぞれのジャケットにはリリース当時のオリジナル・デザインが印刷されている。



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やさしき伴侶を - 福田重男(ソロライブ、ジャズピアノ)


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