とても素晴らしい本です、前半、人間の生活とは本来こおゆうものなのでは?と実感させられます。実際あった出来事なのでかなりリアルです。
この本はずっと以前から買おうか、どうしようかと迷っていました。が、買ってよかったと思いました。八人の著者はいづれも そうそうたるプロの作家達。作品が素晴らしいのは当然といえます。大人向けの本と違うのは綺麗な水彩画が載ってること。 難しい言葉や古い言葉は欄外に絵入りで説明が付いていること。いままでに読んだ作品も載っていますが、まったく違う感覚で 読むことができました。子供たち、そして毎日の生活に少し疲れた大人たちにお勧めです。
新幹線のなかで読もうと手にしたこの本。とても読みやすく、しみじみしました。高齢者とはどんなことを考えて、日々過ごしているのか、片鱗が感じられます。自分もあっという間に、同じ立場になるのだろうと思うと、とても勉強にもなります。まだご存命で、今年で92歳とか、驚きました。寿命と健康って、不思議ですね。
『僕の昭和史』を先に読み、本作を読んだものなので、あの教育ママで見栄坊だった氏の母堂が 痴呆となり死にゆく光景はとてもリアルな感じがした。 また誰しもがこういう光景に出くわすものだろうなとも思った。
第三の新人と呼ばれる人たちの短編小説の村上春樹の視点によっての読書案内。 精読というものはとても難しいものです。一読しただけでは全体像すら掴めないし、何度読んでもそのたびごとに自分の心境には変化があるものです。だから、この本を読んでこういうことなのか、と思ってはいけないんだと思います。ただこういう見方、視点もあるんだな、と思ったほうがいいと思います。 でも、あの村上春樹が言っていることなのでどうしても納得せざるを得ないところがありますね。読み方が難しい本だと思いました。
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