東名高速をゆくというタイトルですが、実際はNEXCO中日本全般的な内容を扱っているようです。
写真が多く、高速道路に興味を持った、程度の方が読むには楽しいかと思います。
個人的には路線図が少し冗長に感じたのと、東名/新東名に絞って史料などをもう少し充実するともっとよかったかなと思います。
悪くはないのですが、インパクトがないんです。
視点はいいんですが、もっと建物の詳細が欲しかった。
今度は、中央自動車道をお願いします。
デザインの分野で、世界的な水準で高度な仕事を続けてきた柳宗理への最良の入門書。
特にビジュアル面が充実しており、バタフライ・スツールをはじめ、東名高速の防音壁からカラトリーに至る、代表的な仕事が網羅され紹介されている。
また本人へのインタビューも実に興味深い内容となっている。「健全でない社会は不健全なゴミばかりを生み出している。日本に、もし、健全なデザインが少ないとしたら、やっぱり社会が健全でないということなんだろうな」といった辛辣な発言も、この人から発せられると説得力が違う。
この内容でこの価格は安い。この本で入門して、平凡社からの『柳宗理エッセイ』に進むというのが良いと思います。
ふと目に留まった過去の作品「THE 逃走ハイウェイ」。
PS2のシンプル2000シリーズなのですが、東名高速の名古屋から東京まで4時間以内に到着するというゲーム。コースも長くて、実際にすべて走ると3時間少々かかります。
途中、ターゲットの車を破壊したり、サービスエリアにある証拠品をすべて回収して、東京で行われる裁判開廷までに証拠品を届けるという内容。
カーチェイスがメインになっていて、数々の車が登場し、車が大破したら他の車を奪ってさらに突き進む。車により特性があり(スピード重視のスポーツカー、耐久力重視のトレーラーなど)状況に応じて乗り換えが必要。
高速道路も実在のものがモデルになっているので、各インターチェンジやサービスエリア、トンネルなども実際の地名が登場。道路自体も可能な限り本物のイメージを再現。
警察が追ってくるので、いかに捕まらないようにするかが重要。捕まるとゲームオーバー。
・・・・このゲーム、とりあげているネタは面白いと思うけど、やはり2000シリーズなので作りこみの甘いところが多々あります。車の種類はもっとあるといいし、道路や景色の作りこみ、安っぽいBGMはなんとかしたほうが・・・。また、どうしてもコースが長いので、このような作りこみの甘さがあるため、途中ダレ気味になってきます。
このあたりの作りこみの甘さは制作費などの「大人の事情」があるので仕方がありませんがw
ひとつ思うのが「電車でGO」のように、純粋なドライブゲームとしても楽しめそうな実在の高速道路をテーマにしているのが面白いなぁと。
他の高速道路も走れると面白いと思う。
自分は車の運転は嫌いじゃなく、高速道路を走るのが好き(首都高速は嫌いw)なので、こういったアプローチのゲームにはとても興味があります。
ぜひ、PS3やXbox360などで、もっともっと作りこんだ内容で出して欲しいなぁと思います。売れるかどうかは微妙?ETCの広告や、各観光地の紹介(桃鉄のようなお土産が買えるとか)なども含めればよりリアルな感じがアップしますね。「龍の如く」ように実在企業タイアップとかで・・・。
「リッジレーサー」はスピード感重視。「グランツーリスモ」は挙動シミュレーション重視。と来ているので往年の名作「アウトラン」のテーマでもある“ドライブ”感重視のゲームって今後出てほしいなぁと思ってます。
※かつての懐かしいハード、3DOに「オーバードライビン」というドライブゲームがあったのですが、その新作とか出ないのかなぁ・・?
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