一気に読めました。披露宴で紹介されていた写真もふんだんにあり、読みやすかったです。
二人がめぐり合うべくしてめぐり合ったんだなぁと思いました。
彼女の気持ちの変化もよくわかりますし、世間の「なぜカレだったの?」という謎も解けたように思います。
カレの印象がさらにアップしました。
そして、彼女のライフワークであるアフガンなどに対する思いもよく理解できました。
素直に、彼女を応援したくなる一冊でした。
表題作は主人公・小谷(眼鏡受)と藤島(攻)のお話。 クールビューティー系の小谷先生の悩みは童貞だということ。 過去のトラウマのせいでSEXに臆病になってしまった。 そんな小谷先生の美しさに一目惚れをした、赴任したての 藤島先生が猛アピール。モテ男のくせに事あるごとに 誘ってくる。小谷の童貞が奪われちゃうかも。というあらすじ。 過去のトラウマといっても大層なものではなく、萌え展開への 伏線とか起爆剤にはなっていませんでした。 裏表紙では、"スパルタ教師"と小谷を表現していましたが、 そこまでスパルタでもなければ、冷血な無表情男ってわけでもなく、 ありがちな受けでした。一方の藤島もありがちな攻め。 小谷に一途で積極的。がっついた感じでもなく、理性的な攻め。 "SEXに臆病になった"という設定のわりに、展開が早いです。 じっくりと攻めが受けを落とすという話ではありません。 大した山場もなく、至って平凡な内容。
作画は比較的きれいです。Hシーンもしっかりあります。 王道BLが大好きな方にはおすすめかな。 私的には、もっと極端に、なりふり構わず行動を起こしてほしかった。 理性の範囲内でしか行動しないから、つまらなかったです。
20頁ほどの(表題作の)描き下ろしあり。読み切りはなく、表題作のみで 構成された一冊です。
久々のオリジナル曲の発表で、ドラマ主題化、CM曲、セルフカバーと ほんとにおいしいとこどりです。「虹」は、なんかすごくドラマと連動して 前向きな気持ちになれるし、CM曲は、まさに,夏を実感できます。あと、「ひまわり」は、前川 清さんに,提供した楽曲ですが、全然違ったイメージ に、仕上がってて、シンプルで、ピアノの音と福山さんの低い声とすごく 合ってます。この一枚で進化してる福山さんを堪能できます。
前巻の最終巻で、菊理を失った天馬は、一時は落ち込むものの、あることがきっかけで、零部隊入隊を決意!
そして、新章開始!
陸海軍の4つの部隊で5名の兵士が同時に失踪するという奇妙な事件が起こる。
現場に残された軍帽には
「天狗が国家転覆に参上つかまつる」
という文字が。
犯人は本当に天狗なのだろうか!?
天馬たちが、事件の謎に挑む!
この作品は、他の柴田先生の作品に比べるとギャグが少なく、シリアスなストーリーなのですが、ところどころにギャグも織り交ざっていて、とても面白いです。
この天狗の神隠し編はまだ続くので、この巻を買ったら次の巻も買いたくなるかも!?
「東亜共同体」:日本、中国、ロシアによる東アジア経済圏構想に燃える外務官僚が主人公。ゴルゴのスナイプは添え物的になってしまうのが、この手の話の弱いところ。ただし今回のは技術的には難易度が高そう。 「神の領域」:米ロスパイものに心臓移植の患者選びという今風のテーマが絡むお話。ゴルゴがどこで動くのかと思いきや、なかなかうまい出所を作ってある。 「6月3日の死」:天安門事件にチベット独立がかかわる、スケールの大きな話。ゴルゴの使った銃は、「アサシン暗殺教団」の時と同じか?エピローグでの米国下院議員の言葉が深く心にしみる。
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