ヤマモトヨーコならテレビ版よりもOVA版である。以下にその理由をあげてみよう。1 キャラデザがよいあの中沢一登さんである。テレビ版のOPのように、ヨーコなのか綾乃なのか、見分けがつかないという心配がない。ま、オイラが先にOVA版をみて嵌ったのが、実は主な理由である。2 原画がよい作画は作られた年代を考慮しても遜色なし。原画に「メガゾーン2 3・2・秘密ください」 の梅津さんが参加している。ファンにはたまらないのであーる。3 オープニングがないが、エンディング曲が萌える必聴・必見である4 学園スポコンでもないし、お涙ちょうだいも少ないが・・テレビ版の 「もう、いいかげんにしろよぉ」 って展開はない!ぉ気楽ご気楽~もーお、いっちゃってくださいな内容。盛りだくさん。5 DVD特典!ヨーコのスタート画面どうするよ~ベッドにヨーコが裸でまどろんでる画像があったら?それだけでこのDVDは「買い」であーる。6 紅葉の声優さんが違う~個人的に、テレビの声優さんは原作の紅葉っぽくない!OVA版の紅葉は 「下品」 だぞ~。萌えるぞぉ~。てなわけで、このDVDのOVA版は買いだ。ちなみにオイラはLDももってるけど、それでも買った。損はしない一枚であーる。ぢゃ。
今回の内容は、富士見版opt.3巻「聖夜のユグドシラル」+新作書下ろし短編+
7巻「雲の上のファウンテン」で、時期的には、高校1年生の2学期末頃(12月)から、
紅葉の誕生日(1月1日)になります。
新作書下ろし短編は、なんと、一貫して影の薄いままな(^^;)八十住千里
クローズアップ回でした。メイド服あり、○○○○少佐あり、○ッ○ーありと、
前後の話(opt.3と7巻)とのストーリーの繋がりも自然に盛り込まれており、
今までの書下ろし短編の中で一番楽しく読めたかもしれません。
それにしても、「メイド喫茶」という言葉がまだ知られていなかったり、洋子達が
やっと携帯を持つようになったりと、なんだか時代を感じさせてくれるところも
意外と楽しい点だと思います。
タイトルにもあるように本巻でもって富士見ファンタジア文庫時代に刊行された内容は今回の新装版ではすべて収録済みという事になります。後は10年以上も待たされた完結編を待つのみ(もうそろそろ刊行されるみたいですが)となりますが、ここまで辿り着いたのが長く感じられました。 本巻に収録されている「君たちの知らないいくつかの出来事」は完全版第1巻に収録されている「洋子は無敵の宇宙戦艦」の前日譚ともいえる所謂「エピソード0」的なストーリーですが、ひょんな事から相対未来での宇宙に進出した人類の二大勢力で展開される人の死なない宇宙戦争に参加した主人公の山本洋子が、御堂まどかや白鳳院綾乃エリザベス、松明屋紅葉といった相棒ともいうべき仲間達のみならず、30世紀の相対未来における様々なキャラクターや遅れて現代から参戦した高取集をはじめとする洋子達のライバルキャラをはじめとする現実世界のキャラクターを巻き込んで波乱に満ちたストーリーを展開していくというのが、大雑把なヨーコシリーズの流れとなりますが、改めて本巻を読んで山本洋子というキャラクターは本当にパワフルな人間である事を実感させられました。個人的な印象としては同僚として一緒に仕事なりをするような事になるとキツイ所があると思いますが、離れた場所から一ファンとしては応援していっても良いなんて気持ちすらあります(笑)。それを思うとまどか達をはじめとするエスタナトレーヒ・チームの面々は宇宙戦艦のプレイヤーはもとより、人間的にも優れた人物という事にもなりそうですが・・・・・。
富士見時代のストーリーがコンプリートされた現在からすると、ヨーコシリーズの現実世界は東京都足立区が舞台(私は隣接県の電車で10数分という自治体に住んでいます)となっていますが、新刊のリリースがストップして以降シリーズにも登場した東京マリンが無くなったり、つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーの開通などで90年代以上に交通の便が良くなった事や東京スカイツリーが隣接区に誕生した事等々の出来事を思うと、リアルの世界の変化の大きさというものが実感させられます。完全版の1巻の後書きで庄司先生は執筆当時の空気を優先すると述べられていましたが、そろそろ刊行される完結編でもそのあたりの事情はしっかりと尊重されているものと思う次第です(つまるところヨーコシリーズにおける現実世界の時間は1990年代が続いているという事になるので、何時の間にか東京スカイツリーが作中に登場なんて事にはならないと思いますが)。
「ヨーコ」ファンにはわかると思うがレッドスナッパーズが唯一まともに描かれてる作品だと思う。 敵側が丁寧に描かれているし設定もしっかりしている。 個人的に続きが見たい作品です。 可愛さと絵の美麗さは言うことなしです。
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