僕などにしてみれば、PS2以降の信長の野望は少し複雑すぎるように
感じられましたが、本作は程よいバランスになっていると思います。
ただ、効果音や数字などのグラフィックが少々安っぽく、戦国の雰囲気を出しきれていないと思います。
また戦争で、攻撃側・守備側の色が青・赤と、SFC版とは逆になっているのがかなり気になりました。
個人的な話をさせてもらえば、一番の不満は、日本地図の全四十八ヶ国にそれぞれの国番号を表す数字1〜48が書いてありますが、
これが何をやっても消せないという点です。狭い国が林立する畿内などは数字だらけで、どこが誰の国なのか非常にわかりづらい。
そういう細かい問題点は挙げられますが、全体的には非常に良い出来です。
小国でもって大国を制す、また物量や戦略を駆使し群雄列強と渡り合う快感、
全国統一の大望を、手軽に味わうことができます。
国単位で非常にわかりやすく、簡単なシステムです。 天下統一するのも容易です。 ですので信長の野望初心者には最高のゲームです。
難易度の差はさほどありません。 忠誠度があがりずらいかあがりやすいか。 ほぼこれだけです。
この作品だけではないですが友人と対戦する場合、 相手の戦略もすべて見えてしまうのが玉に傷ですねw 対人戦で鉄砲所有し篭城されたら・・・兵糧攻めが有効です。 こうなると根気比べみたいになってしまうので 事前に篭城禁止などのルールを作っておくと良いですよ。 あとは武田家と上杉家は禁止とか。 お互いに武田家と上杉家を使うのなら問題ないですが。 彼らの戦闘力はチートレベルですw
戦国武将名、旧国名を覚えられるので勉強になりますね。
収録されている物の中身としてはいいです。
将星録、烈風伝の中身はゲームとほぼ同じように感じたのでいいのですが
覇王伝と武将風雲録はオーケストラになっていることとすべての音楽があるわけではありません。(個人的には風雲録のセーブ時の音楽聴きたかったなぁ)
覇王伝と風雲録のゲームに収録されていた音楽を聞きたい人は向かないかも
将星録は、内政で作ったもの(田んぼや街)が画面上に表示されます。
自分の好きなように領地を開発できるのが一番のポイントだと思います。
天翔記は、合戦がポイントです。
最大9個の城が合戦の舞台になるため、自分の城が巻き込まれることもあり、
その場合も味方につく勢力を選べたり、中立の立場をとることができます。
また、武将の育成も楽しみの一つです。
将星録では、武将の能力は家宝を与えない限り固定ですが、
天翔記では、教育や武将が行動することで能力値が上昇します。
ここまで楽しめるので、満点をつけたい所ですが★4です。
将星録がパワーアップキットに対応していないためです。
しかし、値段を考えればお買い得だったと思います。
菅野よう子さんが光栄の作品を担当していた頃の作品の一つで,菅野さんの力強いピアノを堪能できることが大きな特徴です。 特に,小編成のヴァイオリンをバックに弾き乱れる「3. 天魔鬼神 上の巻」「4. 天魔鬼神 下の巻」(『上の巻』と,『下の巻』はほとんど連続して演奏されている。『甲斐の虎』や『毘の旗幟』も同じ)は圧巻。最近は,独奏であっても,柔らかなタッチで弾くことの多い菅野さんだけに,とても貴重なものです。曲としても,鬼神ともいわれた信長のテーマを見事に表現しています。 また,その激しさと,チャイコフスキーのように甘美なメロディの交じった「7. 毘の旗幟 上の巻」「8. 毘の旗幟 下の巻」も秀逸。こちらも,独奏か,あるいはヴァイオリンとだけの簡易な編成だけに,菅野さんのピアノを堪能することができます。 尺八と鼓という古楽器による演奏が素晴らしい「1. 風雅」や,雄大な「2. 狼煙」,シンセの不思議なほど美しいフレーズの中に,甘いピアノのメロディが流れる「9. 遥かなる山河」も菅野さんならではの秀作。エンディングとなる「14. 天壤無窮」も,広い世界観が伝わってきます。 基本的に光栄時代のアルバムは,今の菅野さんだけを知る人にとっては,若干の物足りなさを感じるものなのかもしれませんが,シミュレーションゲームの音楽という,使用する場面がはっきりと決まってしまっており,なおかつ制作者サイドの意向が強い分野において,これだけ独創性の強く,なおかつ聴く側の心を捉えてやまない音楽を作り上げてしまうところが菅野さんのすごさなのだと思います。
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