英語なので、何を言っているかわかりませんが ジェニファー・コネリーのヌードが見たいだけだったので問題ありません。
ティムバートンが惚れ込んでプロデューサーになったという事で予約買いしてみました。
人間をはじめ動植物も毒ガス他により滅んでしまった荒廃した世界を舞台に、廃墟と化した町で手のひらサイズの人形”9”が状況も自分の事すら判らずにふと目覚める、という風に始まって行きます。ストーリー展開は非常に早く、行動力豊かで好奇心あふれる主人公がガンガンと話を進めていきます。機械獣との戦いではかなり激しいアクションもあり、飽きずに最後まで見れました。
作中の軍事国家の回想部分など何となくCASSHERN(2004)のノリを思いだしました。人形たちは各自個性が立ち生き生きと動き回ってます。登場キャラクターの一部は監督が公言しているようにストップモーション・アニメの先人たちの影響が見られるのも、ストップモーション・アニメファンとしてはあれこれ想像できて面白いですね。
最後はある意味どんでん返しとも言える終わり方というのも作品の雰囲気ピッタリ。
画質・音質面はブルーレイ世代らしく非常に綺麗、字幕に手書き風フォントが入っている遊びはBDオリジナルの様。
ブックレットは9体の人形たちの見開きでの紹介と作中の小物・機械獣の各紹介が小さくですが載っておりなかなか見応えがありました。
とりあえず万人向けでは無いと思いますが、CGアニメに抵抗感無くトレーラーを見て興味が沸いたなら見て損は無い、良い作品でした。
1930年代のアメリカ。禁酒法が施行され、ギャング全盛の時代。
ユダヤ系移民の少年ヌードルスは、知り合ったマックスと組み、
密輸・強盗・殺人まで手を染め 、ギャングとして成り上がっていきます。
禁酒法全盛時のアメリカで、移民の少年が犯罪に手を染めつつも成長し、
老いていった模様を描いた物語です。ロバート・デニーロの好演も光りますが、
古きよき時代のアメリカを一人のギャングの生涯を通じて描いたセルジオ・レオーネの脚本、
さらにエンニオ・モリコーネの哀愁漂う名音楽に惹きこまれます。
「ゴッドファーザー」など、マフィア映画が好きな方にはおすすめの作品です。
DVDはNTSCかMULTI(ALL)のREGION FREEで助かりましたが正規のWBのリリース品でないのが残念でしたが。
ほぼ満足です。
一度発売延期になり、待ちきれずに北米盤を購入したものの、この価格で(今度こそ)発売されるとなれば、買わないわけにはいかない。ワーナー発売のニューライン・シネマ作品では、既に「セブン」が発売されているが、本作も「セブン」同様、北米盤と同仕様になるだろう。題名通りの“闇”が艶かしい高画質。音声も7.1chDTS−HDマスターオーディオという、究極仕様の「ダーク・シティ」だ。
何といってもこのブルーレイの目玉は、劇場版より更に11分長いディレクターズ・カット版が収録されている点。劇場版の冒頭にあったK・サザーランドのネタバレ的なモノローグがカットされたことで、導入部のミステリー色が濃くなったと同時に、主人公の「何が起こっているんだ?」という心理に観客がすんなり同調できるようになっている。最近ではハリウッド大作も手がけるA・プロヤスだが、彼の作品はいずれも、主人公が迷い悩む人間的な姿を確実に捉えており、本作でも、そんなプロヤス作品の美点が、ディレクターズ・カットによって、より際立つ結果となっている。
また、彼の作品に見られる文学的なセンス(例えば「クロウ 飛翔伝説」では、主人公がポーの「大鴉」の一節を口にしたりする)も本作では突出している。ミステリー、犯罪、SFというジャンル的な要素に加えて、主人公ジョンが目覚めるホテルの614号室が、ヨハネ(john)の福音書6章14節「まさにこの人こそ、世に来られる預言者である」を暗示しているとか(トリビア・トラックの解説による)、小説を1ページ1ページ読み味わうような愉しみが、この作品には詰まっている。
当然、映画としても、D・ウォルスキの映像やP・タトプロスの美術の素晴らしさは勿論のこと、クライマックスからラストまでの15分間を一気に聴かせきるT・ジョーンズの音楽も特筆もの。画よし、音よし、話よし。ブルーレイで何度も観るのにふさわしい作品だ。
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