いろいろな年代の詩がつまっていた。 人生折り返しのこの時に聞くと、懐かしさと勇気がわいてくる。 癒し系の音楽の走りです。
フレンチキス以降の加藤いづみのアルバムは、陰と陽に分けられると思う。このSADBEAUTYはまぎれもなく‘陰’である。しかしこれを聴いたあとに残る印象は‘陽’。プロデュースも高橋さんから上田さんに変わったが、その変化が顕著に出ている。3はおきまりのいづみ調であるが、1,2なんかはジャケットの写真同様の強烈なインパクトのある曲だ。6と12の切ないバラードも今まで以上に磨きがかかっている。このツアーのライブビデオも必見。
二十代の彼がここにいる・・・。
いたって普通の青年が過去と今を普通に話している。
ちょっと切なく、ちょっと淋しく、ココロの内側をのぞかせている。
どんな世界でも同じ経験をしながら大人になっていくのだと思った。
青春の1ページが綴られた日記のような・・・。
本心をちょっとだけのぞかせたような・・・。
そんな本でした。
隣に並んで歩きたかったなと思った。
もちろんセーラー服で。(笑)
NSPにどっぷり浸ってしまいました。昔を思い出し、大袈裟かもしれないけど 涙が出ました。忘れていた詩を思い出し、”そうそうこの曲!!”とひとりで 喜んじゃいました。(他に分ち合える人がいないので・・)またNSPと出会えるとは思ってなかったのでとても嬉しいです。私の所では、NSPのCDの売ってるとこが無かったので感謝です。
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