回を追うごとにどんどん面白くなるドラマですね。
先日の放送、エンディングテーマがこのCDのカップリング「手」に変わっていたので何があったかと思いましたが、
手はドラマの色々なところで流れるインスト曲に詞がついたものなのですんなり入ってきました。これも狙いなのでしょうか?
パピエはシャンソン調のかわいらしい、神楽坂にぴったりの曲ですが、手は森山さんらしいしっとりしたバラード。どちらもいい曲なので星5つです。
ドラマでは割愛されている部分が本では記されていて、また、違った見方もできます。 いま、脚本版にはまっています。
以前から好きなドラマであったのだけど、久しぶりに一気視をしてしまった。東京都新宿区神楽坂の料亭「坂下」を舞台に 二宮和也さん扮する若き板前「一平君」を中心として織りなすユーモアとペーソスを兼ね備えた作品であろうか。 飯田橋・富士見町・神楽坂・矢来町(能楽堂はここにあります)といった地名は僕にはなじみがちょっとあるので 親近感を感じてしまう。また、頻繁に登場するカナルカフェ・毘沙門天・赤城神社はまあ、この街のトレードマークとも言えるね。
一気視をしてみて感じたことはこのドラマ主役は「街・神楽坂」であり、主人公の一平君は狂言回しなのかもしれないと。 「ちょっとした言葉、まあ、ちょっとした一言が他の人の生き方に影響を与える」ことを見せた脚本も流石である。 そうした人々によって「街は変化したり、変わらなかったりする」「時」の優しさと、残酷さも垣間見せた作品でもあったと思う。
登場人物の中で僕は特に主人公一平君と弟弟子の板前時夫君(関ジャニ∞の 横山裕さんが好演!)の「ぼけと突っ込み」 ぶりがまるで狂言の「太郎冠者と次郎冠者」みたいなのでとてもすきなのである。スケベな夢を見て「むふふふふふ」と 寝言をする時夫君に爆笑してしまった。
「最後は皆様のご想像にお任せします!」という印象の鮮やかなエンディングにも感激である!
また、このようなドラマみたいね。
視聴率的にはやや低調だったが、悪いドラマではなかった。
まあ、やや大人向けの内容だったので、若い世代は観なかったということか。
ドラマのサウンドトラックとしては佳曲ぞろいで、駄曲が無いのが良い。
個人的には、森山良子の反戦ソングとやらは勘弁なのだが、こういう曲は良いね。
ひさしぶりのオリジナルアルバムということで期待して待っていました。いろんなジャンルの曲を歌いこなすところはさすが!テレビのドラマなどで聞き覚えのある曲も何曲か含まれていて楽しめる。特に最後の2曲は素晴らしい。「君にありがとう」で元気になって、「家族写真」では、おばあちゃまになりたての良子さんらしい曲にしっとりと聴き入って・・・とにかく心にしみます。
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