1976年、WILD CHERRYの1stアルバムです。
WILD CHERRYは、アメリカのFunkバンドで、当時のメンバーは、
Robert Parissi (Vo, G), Allen Wentz (B, Key), Ronald Beitle (Dr), Bryan Bassett (G)。。。の4人。
Funkバンドなのですが、メンバーは白人!?
サラッと聴いた感じは、普通にFunkバンドで、黒人系のように聴こえるのですが、
よくよく聴くと、声は白人ですし、ギターソロがあったり。。。結構Rockの要素も入ってます。(笑)
(1) "Play that Funky Music"は、Funkの名曲です。
でも、この曲は、結構Rockっぽいところもあり、Voがソウルフル。
後にTHUNDERがカバーするのも、何となく納得できます。
(知らない方は、一応、検索・試聴を。。。昔、MDウォークマンのCMで流れてましたよね? )
他、DOOBIEとEAGLES "Life in the Fast Lane"が合体したような(4)、THE COMMODORESで有名な強烈なFunkチューン(6)
ソウル・バラード(7)、Funkyなインスト曲(8)。。。など、気に入ってます。
「当時の、Funk / Discoミュージックファン」に、オススメです。
AVERAGE WHITE BAND, KOOL & THE GANG etcの白人Funk好きな人に、Good!だと思います。
「あれ? ココ、○○っぽい?」ってところは、あちこちにあると思いますよ♪ (結構、このバンドは凝り性ですよ・笑)
逆に、「Rock系の人」の場合、「(1)以外、同じ」なんて人も多いんじゃないかなぁ。。。
自分としても、(1)と、他の曲との間に、差を感じるので「☆-1」させていただきました。
しかし、いつ見ても、いいジャケっすね!!!(笑)
<このバンドの歴史>『一発屋』というひとを小ばかにしたいいまわしは私は嫌いです。このひとたちに失礼です。私はすごく好きですよこのアルバムが。すでに100回以上は聴いてますからね。 アメリカはオハイオ出身の彼等はロブパリッシ中心に1974年に結成されて1981年に解散したバンドです。明らかに『スライ&ザファミリーストン』をベースにしたサウンドが特徴です。奇跡的なヒット曲『PLay that funky music』によりブレイクするのですが、次の作品が続かずバンドは解散します。ロブさんのインタヴーがはっきりとバンドの限界を示しています。 売れたアルバムの次の作品が商業的に失敗に終わるのですが、それに対してロブはこう答えています『オーヴァープロデュース』しすぎてしまうのがおれたちの悪いところなんだ、と。商業的な成功をも伴う適切なプロデュースというのは本当に難しいもの。ついつい力んでしまうからね、売れてしまうと。 <このバンドの魅力とは>アヴェレージホワイトバンド/オハイオプレーヤーズ/ホットチョコレート/ヒートウエイヴ/クール&ザギャングなどを彷佛とさせる音の感触とのりですね。白人のくせにやけに黒い感覚を持っていましたね。日本のバブルガムブラザースと同じポジションですよね。ジェームズブラウンやメシオパーカーなどが好きなかたに特におすすめです。イギリスのハードロックバンドサンダーやダンスマンさんなどが彼等の音楽をカヴァーしています。 永遠の輝きを持つ One shot wonders つまり『一度限りのすばらしき輝き』だったのです。現在はロブさんはDJをしておられるようです。再結成していただきたいものです。んぢゃ
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