悲しきBy Player - 濱田金吾 ('85)
midnight cruisin’ |
お洒落、クール。20年の月日を感じさせない。かつて私は、浜田の造りあげるこういう世界に憧れたものでした。CDとして再版されたことによって、気軽に、また更にきれいな音で楽しめるのが、当時ファンだった者にとってはとても嬉しい。「カセットテープ・・」とか「電話ボックス・・」など、当時の男女関係では主流だったツールが浜田の歌声に乗って聞こえてくると、20年も前の若かりし頃の感覚が、そのままよみがえってくる。当時は、こういったニューミュージック系の音楽がとても流行ったが、当時を知らない若い世代でも、こういう都会的なサウンドは、十分楽しめると思う。車の中などでBGMに聴いてみるのもいいのでは。お勧めです。一瞬あの頃に戻れます。 |
Light Mellow-City Breeze from East-WARNER Edition |
まずワーナーという括りには納得できず、むしろALFA、MOONのオムニバスというべきであろう。興味を持ち購入する大半の方は、これら収録アーチストのレコードをかつて購入した(そしてCDとして買い直す)層であろうから、宣伝面からは現在権利を持つメーカー名を冠に示すべきでは無かろう。
これらレコード会社が出来たときから聴いてきた我々には懐かしいメンツである。本コレクションはAB'Sが中心となっているようだ。メンバーの芳野・松下両氏のソロアルバムに、松下氏アレンジの濱田金吾のアルバムからの選曲と、半分がそうだからだ。 伊藤銀次・村田和人という達郎人脈の選曲もなかなかで、黒住憲五は、パラシュートのギタリスト松原正樹がプロデュースで、彼のプレイも聴ける。 しかし、このシリーズ、Light Mellowであるが、"After Follow"という妙な語同様、業界的な響きが不快である。HeavyなMellowがあるんかい!と突っ込みたくなり、「馬から落馬」的造語センスに辟易する(笑)。販促のためにはネイミングも考えて欲しい。購買層は高齢者なのだから(爆)。 |
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