Brainstorm - Movie Trailer - 1983
Downburst |
ドイツの正統派HEAVY METALバンドの通算7作目。本作では近年聴く事が出来なかった疾走曲を1曲目に配して、のっけから聴く者のアドレナリンを爆発させ、途中ミディアムテンポの楽曲を配しながら、4曲目、7曲目と随所で疾走曲を聴かせ作品全体にメリハリを持たせている。元々ミディアムテンポの楽曲を得意としているようであるが、ただ力業で押しまくるだけでなく、プロデューサーを務めているサシャ・ピートによるシンフォニックなアレンジが楽曲に華を添えている。また、速い曲は勿論、ミディアムテンポな楽曲でも、リフ及びギターソロが非常にソリッドでスリリングであるため、どの曲でも疾走感が削がれることがなく、速いリズムだけが疾走感を担っているのではないことを、本作は物語っている。
そして特筆すべきはVoのANDY B FRANCKの歌の巧さである。決して声域は広い方ではないと思うが、自信に満ちた歌い上げる様は素晴らしい。また、結成から19年を数え、演奏面は申し分ない。 これまで、日本での人気はイマイチであったが、本作のリリースを機にかなりの認知を得ることになると思うそんな作品だ。 |
ソウル・テンプテーション |
ダーク且つメロディアスな正統派HEAVYMETALが展開されている。全体的にミディアム・テンポな楽曲が占めているが、2曲目、10曲目に疾走曲が収録され、とくに10曲目の様なキラー・チューンもあって嬉しい。スローな曲ではアラビア風なアレンジが施されている。また日本盤ボーナストラックとして3曲ある内の「Don't Wait for Me」はVICIOUS RUMORSのカバーソングで、原曲に忠実でありながらややHEAVYな音作りが為されている。 歌唱面でも申し分なく、アルバム本編でも力強く時にハイトーンを駆使する実力者ぶりを発揮し、「Don't Wait for Me」ではカール・アルバートに肉迫する歌唱力を披露していて素晴らしい。 |
ブレインストーム [DVD] |
MATRIXが登場するはるか昔,人間の脳に入ってくる五感情報を記録して他の人に完全な疑似体験をさせるシステムが描かれていた!サルでの実験に始まり,戦闘機やF1のコックピット・ジェットコースターなどの疑似体験からSEXまで...途中,装置の小型化とか軍事への応用まで,こんな装置が作られたら如何にもというお話が続きます.最後には死後の世界の記録にまで発展し,これを体験した主人公にも心臓発作のショック症状が...頭に着けるだけでそんな情報が取り出せたり,再生できたりするものだろうか?と冷静になりつつもそれ以外の部分は完全なリアリティを持っています.公開から20年経った今でも全く色あせていません.私もこんな装置を早く体験してみたいとずっと夢みていますが,何故かまだ実現したという話を聞きません.どなたか奮起してこんな装置を作ってくれませんか? |
ブレインストーム [DVD] |
「自由に意見を出し合う会議」・・・ではありません。
人間の体験した記憶や感覚を、そのまま他人が追体験できる革命的新システム“ブレイン・スキャン”。 悪用しようとする者や、快楽の記録を楽しみ過ぎて「ドランカー」状態になる者 などが現れ、主人公はついに同僚の記録した「死」の記録を追体験しようとする。 科学者のあくなき好奇心と、臨死体験がテーマです。 その「死」の映像は「当時」の最先端のSFX技術で描かれています。 技術的にはもちろん現在に及びませんが、「テクノロジー」よりも「SFマインド」を楽しめる映画です!! 監督は「サイレント・ランニング」のダグラス・トランブル。 「未知との遭遇」「スター・トレック」「ブレードランナー」の特撮監督です。 さて、彼の考えた「死」の映像は何だったのでしょうか・・・。 個性派俳優クリストファー・ウォーケン、ルイーズ・フレッチャーら俳優も見所ですが、 出演していたナタリー・ウッドは、この映画の撮影中にボートの転覆事故で水死され、 この映画はナタリーに捧げられています。 当時、映画館で見ましたが、劇場では、“ブレイン・スキャン”シーンのみ「ワイドスクリーン映像」でした。 それ以外は、スクリーンの左右は黒いまま・・・という珍しい経験。 いい思い出です。 アニメ映画「ヤマトよ永遠に」みたいでした。 |
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