オープニング・トゥ・チャネル―あなたの内なるガイドとつながる方法
チャネリングについて、今まで信じられなかったのですが、精神世界を知るにつれて、瞑想がいいらしい…と自分なりに感じて暇があれば、瞑想をするようになりました。すると、先日不思議な体験をしました。何だったのだろう…と気になりました。それから2・3日後、この本がとても気になって購入した所、その不思議な体験はチャネリングしている状態だったのだ…と気付きました。もっと上手くチャネリングできるようになりたい…と、本を読み終わって思いました☆。
チャネリングは、今、特別な人だけにある能力ではなくて、チャネリングをしたいと思える人は、チャネリング出来るようになる…という所が良かったです…☆
うさぎとマツコの往復書簡
巷間の常識に捕らわれず精一杯生きている二人の
魂の雄たけびが綴られている。虚飾を一切剥ぎ取り
本音でぶつかり合える二人の関係が羨ましくなった。
この二人の感性に共感できるか否かは別として
人生に対する貪欲で真摯なその姿勢には多くの人が
敬意を抱くだろう。
恐らく常識的な生き方(=普通)からは逸脱しているお二人だが
けして良識やマナーが無いわけでなく、むしろ
「常識」を隠れ蓑にして卑怯に生きている人達より
よほど真っ当な求道者であることが伝わってくる。
このような生き方もある、もしくは出来る人がいる、
というのが平凡な人間にとっては一種の清涼剤になる
のではないか。
ラスト サムライ 特別版 〈2枚組〉 [DVD]
映画を観てしびれまたのは初めてです・・。登場する一人一人の個性、感情、立場・・すべてが無駄なく描かれています。混沌としていた時代、いかに人々が生きたか、脚色を差し引いても、この時代の日本人には脱帽です。
アメリカ人であるスタッフが、真摯に日本の精神を学んで創ろうとした努力がよく伺えました。形骸的なものだけでなく、「魂」とか見えないものを、よくあそこまで表現したな、と驚きました。
当然、史実と比較するとおかしな点も出てくるでしょうが、この映画に関しては、よくある不勉強や無関心からくる外国産の妙な日本像はまったく伺えませんでした。アラばかり探してここが違うこれはおかしいと言うのは誰でもできます。だけど、そんな人が得意になって披露している一知半解な歴史も、結局は誰かが作った紙の上のものなのです。
単純にここまで美しい日本が、描かれた事が僕はうれしかったです。
劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~ [DVD]
戦闘シーン、ライブシーンともに迫力があり、この2要素だけで一見の価値はあります。 ストーリーは後編次第なので評価保留。 ただ気になったのが、シェリルのオベリスクがやけにボリュームが小さいこと。 オベリスクの歌より同時に喋っているキャラクターの台詞の方がボリューム大きく聞こえます。 劇場で見た時はそんなことはなかったし、自宅と劇場の環境の違いを考慮しても、 明らかに歌が単なるBGM扱いとしか思えないボリュームの小ささです。 劇場で見た方ならわかると思いますが、オベリスクの場面では歌そのものがメインであり、 BGM扱いしてボリューム落としたら良さがなくなってしまいます。 その後のライオンではボリュームがちゃんと直ってるのも謎。 オベリスクも劇場通りで良かったのに…歌を全面に出した作品なのに、そういった配慮に欠けた編集が残念。 よって星2つマイナスです。
真田風雲録 [VHS]
関ヶ原の戦いで落ち武者狩りをする少年たち。
その最中、むささびのお霧は、人の心の読める少年はなれ猿の佐助と出会う。
10数年後、お霧(渡辺美佐子)たちは佐助(中村錦之助)と再会する。
豊臣と徳川の戦が迫り、諸国の浪人が大坂へ結集していた。
彼をリーダーとして大阪城に向かう。
そこで、有能な部下を探していた真田幸村(千秋実)に出会う。
佐助とお霧は愛し合っているが、心が読める佐助は「心変わり」も分かるので悩む。
彼らは誰のためでもなく己のために戦おうと決心し入城するが・・・・・・・。
原作は福田善之(青芸主宰)の舞台(彼と他2人で脚色)。
関西では公開5日で打ち切り。
撮影の方もかなり時間をかけ、会社から怒られたそう。
大阪夏の陣、冬の陣を舞台にしながらも、(当時とすれば)ポップな設定により、現代(当時の学生運動)の像を浮き彫りにさせている。
演出も妙に新しい感じ。面白い。でもメインストリームの面白さではない。
が、このような映画が傍流にあるというのは当時の映画界の層がまだ厚かったという証拠か。
この作品は従来の真田十勇士とは少し違う。
たとえば佐助が心を読めるようになった原因が、幼い頃隕石の光(放射能)を浴びたから。もう違う(笑)。
舞台を元にしているせいか、現代の小道具が出てくる。
由利鎌之介(ミッキーカーチス)が「ぎたある」をかき鳴らし唄を歌ったり、「この戦争が終わったら、本を書こうと思うんだけど、こりゃ当たるね」という台詞とか。
休戦した時に「ゴーゴー」(?)を踊ったり。そこに手に蝋燭をもった、淀君たちがあらわれ、汚らわしいと言い放ち、聖歌を歌いだす。
学生運動の影響がモロに出ているのが台詞。
真田幸村(なんと千秋実)が十勇士にあったときの台詞。
「お前たち『列』に加わらんかね」
あとは「味方の敵は敵」だとか。
脚本は豊臣方の動きしか追っていない。
そこで行われる様々な評定、裏工作、紛糾する会議。
豊臣方(反体制)はどのようにすべきか意見が分かれる。徳川(体制)がどういう動きをとるのかがほとんど分からない。
「見えない相手」が不気味な効果を上げていた。
豊臣は結局内部崩壊に近い形で崩れていく。この戦も学生運動同じ道をたどった(のか?)。案外この見立ては間違っていなかったのかもしれない。
徳川方の忍者服部半蔵(平幹二郎・・・・岡田真澄に見えた)らとの幻術比べみたいな戦いはちょっとしたミュージカル仕立て。徳川方の忍者隊(江口音也バレエ団)が黒い傘をくるくる回したりする(!)のがなかなか面白い。ステップの踏み方が稚拙だけど、それがまた良い。
時代考証はなっちゃいないが、それがウィークポイントにならず、逆に現代性が入ったことで妙に奇怪で面白い映画となった。風俗面は古びていても、作品自体の質は今観ても素晴らしいと思う。
渡辺美佐子が美しく、千秋実、佐藤慶が素晴らしい演技をする。