書行無常
世の中にアーティストと名乗る人はたくさん居るけど、この方が本物のアーティストだと思う。
常にチャレンジしていく精神力と行動力が伴って初めて力のある作品ができるのだと思う。
そういう意味で日本にはほとんどアーティストは居ないと行っていい
以前、藤原新也はもうだめだねなんて言ってた写真家が居たらしいけどその写真家の方が終わってるように思う
藤原さんは写真家の域を超えてしまっている
Dogma D-HOLE 晶エリー ローション付
パッと見的にはオーソドクスなホールです。しかし!さすがドグマさん、スーパーソフトシリコンと360度立体スパイラル構造がねっとりまったり刺激してくれちゃいます!見た目の何倍もの快感が得られます!
LIKTEN 02
大人びているようで青さの残り香も存分に漂わせる筆致にはとても好感が持てるし、激しさと落ち着きを同居させたアートワークにも共感が持てる。この雑誌の内包する空気感を、以前だったら「衝動」なんて漢字で書いたほうが伝わっただろうけど、今だったら「ノリ」とカタカナで書いたほうがしっくりくるかな。突き動かされてることに間違いはないけど、パンクっていうより完全にヒップホップ。鋲の打たれた革ジャンやボロボロの衣服ではなく、新品のキャップとスニーカー。間口の広さも感覚も、時代の色と空気にドンピシャ! よく出版業界の人は紙媒体の電子化対して「紙として、つまりモノとして残ることの意義や価値」を声高に叫んでいるけど、それをいとも簡単に飄々と体現しちゃったんだもん。しかも完全にアンチテーゼとして。これは計算もあるだろうけどやっぱり感覚なんだと思うな。あくまで「クソ!」って言いながら、姿勢を正して平和を叫ぶ、とても健康的な一品でした。
らふ
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結論から言うと良書である。
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この本を読み終えた後、友人が貸してほしいというので貸したのだが、
彼が読み終えた感想は、「AV女優ってやっぱり変態なんだね。小さい頃から机の角でオナニーしてたとかさ。」であった。
しかし、家に帰ってから一人で考えてみて、やっぱりそれは違うだろうと思うのだ。
「AV女優が変態である」という命題が違うと言いたいわけではない。
その命題の裏側には、さも当然のように涼しい顔で鎮座ましましている間違った大前提が潜んでいるのではないかということである。
それは、「AV女優は変態だよな。普通の女はあんな変態じゃない。」というものだ。
「人間は等しく変態であるから、当然、女は等しく変態である。」よって「AV女優も等しく変態である。」という論理展開ならば理解できる。
しかし、「AV女優 だ け が変態である」という結論を導き出したいのならば、それは身勝手な願望以外の何者でもない。
賭けてもいいが、「AV女優 だ け が変態」なわけではないだろう。
もし、そうならば、とっくに人類は滅んでいるはずだ。
そもそも「変態かどうか」の判断基準など、時代や文化その他諸々の条件によってかなり変わる。
アフリカのある部族では女は性器を見せることのみを恥とすると何かの本で読んだが、
今の現代日本で性器を見せることのみを恥とする女が出没したら、変態とされるだろう。
変態かどうかの判断基準など、その程度の曖昧さだ。
人それぞれの価値観とさじ加減ひとつで揺れるような「変態」という基準に従って、
「AV女優は変態である」という、くだらない命題の再確認の作業をしたいなら、この本を読むべきではない。
そのような再確認をしたいのならば、そういった方向に都合よく誘導解釈していくような本を読めばよい。
◆
では、この本から何が読み取れたか?
それは「AV女優も職業であり、職業であればこそ、プロフェッショナルとしての自覚も努力もない人間は生き残れない。」ということである。
この本に出てくるAV女優は皆すべからく、そういったプロフェッショナル精神をそなえた人達であるから、
プロフェッショナルとは何か?について、何がしかの刺激を得たい人には自信を持っておすすめしたい良書である。
繰り返しになるが、「AV女優が特異な性癖を持った変態である。」とか「AV女優になったからには何かしらドラマがあるんだろう。」とか
そのような身勝手な期待と妄想のもとで、この本を手に取ってみようと考えている人には、本書は応えてくれないし、おすすめしない。
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最後に、星を減点した理由を述べる。
この本全体に言えることだが、森下の立ち位置がいまいち定かではない、あるいはそのように見える。
インタビュアーなのか?対談者なのか?
インタビュアーと考えると、少々自己主張が過ぎるときがあり、
対談者と考えると、自己主張が足りないときがある。
この点について明確に基準を定めていれば、もっといい本になっていたのではないかと思う。
これからも、知的好奇心に刺激を与えてくれる、このような良書を
書いてくれることを祈りつつ、エールをこめて減点2とした。
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減点2なのに星が4では計算が合わないというかもしれないが、計算は合っている。
下世話な話で申し訳ないが、さんざん「お世話になった」のだから、星1をおまけしたってバチは当たらない。
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すごい。
酒池肉林を企画でやるとはびっくり。申し分がないです。