精神医療関係の新書は、「うつ」や「人格障害」といった比較的重いケースから、「不安」のような軽めのケースをテーマにするようになってきたのでしょうか・・・。 不安やストレスに対応するマニュアル本的な内容を期待して読んだのですが、むしろ、関連することがらについて全般的に学ぶような本です。 ただし、文章から判断して、想定されている読者の年齢層は50代以上であるような雰囲気があります。掲載されているケースでも、印象的なのはどちらかというと50~60代の方の例です。 それが作者の年代と合うからでしょうか?
注文した次の日には届き、早速使い始めました。
皆さんのレビューどおり、パワフルな蒸気の割に低騒音で、寝ている間もぜんぜん気になりません。見た目もシンプルでとても気に入りました。が、わずか二晩で蒸気が出なくなってしまいました。サービスセンターに問い合わせたところ、何も問われず、新品のものと交換してくれるとのことでした。結構こういう事例があるのかな?と疑問が生まれましたが、製品自体は大満足なので、星四つにします。これから購入される方には、調子のよい分が届きますように…。
会計と経営戦略を見事にマッチングさせて企業の儲けの構造を見事に解き明かしている。難しい会計の知識や難しい経営学の用語など全く使用しておらず、東横インVS帝国ホテルや松下VSキャノンの儲けの構造、航空会社などのポイントカードの損得、赤字会社である楽天によるTBSのM&Aなど様々な有名企業の実例を多様しており読者をあきさせない。しかも、ただ簡単に書かれているだけではなく、会計や経営戦略の要点はしっかりと押さえている。企業分析の初心者向けということであるが、企業分析に慣れている人も楽しんで読めるし、慣れていない人も最後まで無理なく読み切れて分析センスを磨ける1冊である。
東横インの社長自身が、自社の成功要因を分析している。著者が出版した意図は、東横インブランドの認知度向上と従業員の動機付け向上であろうが、経営学修士を持った社長だけに分析もしっかりしている。 「駅前旅館の鉄骨版」という事業コンセプトと、それを支えるしくみを、特に現代版女将である女性支配人の採用・教育・評価・報酬といった人事制度を中心に記述している。徹底したエンパワーメントと動機付け手法は、示唆に富む。また、このような事業コンセプトやしくみを構築できたのは、ホテル業に先入観のない素人集団であることが背景にあるというのもおもしろい。ホテル業界の方の感想を聞きたいものである。 文章が平易で読みやすく、かつ現場の状況が思い浮かべられるような表現となっている。女性支配人の声を入れているのもリアリティを増している。 残念なのは、最後に「内観」について語られており、少々宗教的な色合いが混ざってしまっていることである。確かに、重要な要因なのだろうが、それまでの冷静な分析を打ち消してしまう可能性がある。 しかしながら、東横インのビジネスモデルを理解するのに十分な分析を提供し、他の業種への示唆を与えている。
|