当方、Windows２機（XPノート＆7デスクトップ）とMac２機（共に iMac、10.5＆10.6）を使用。
Windows で使っていた外付けHD を本製品に接続し、アクティベートしただけで、該当HDのNAS化が完了。
XPノートは、自分の部屋にある時には無線LAN環境でそのHDにアクセスし、屋外では、何の設定も変えずに、クラウド利用しています。
他のレビュアーの方も書いているとおり、ブラウザ上の「私のPogoplug」よりは、専用のクライアントソフトを利用した方が断然、使いやすいです。
Mac版は、Tiger対応のソフトもあるようなので古めの機種でもマルかと思います（試していません）。
実際に使い始めて知ったことは以下の通り。
１：クライアントソフトをインストールしたすべての機種のディスクにアクセスできる
Windowsでも、Macでも、クライアントソフトでログインした他の機種の「デスクトップ」や「マイドキュメント（Macでは書類）」フォルダにアクセスできます。
Macでは、いきなりデスクトップに複数の機種のアイコンが表示されたので驚きました。
はっきりいってジャマなので（共有したいデータは、本製品につないだHDにしかないので）、表示させなくしました。
「Preferences」の「Drive」タグ内の「Show a separate....」のチェックを外すと表示されなくなります。
２：プリンタ共有できる機種には制限がある
ネットワークプリント機能の無い、USBプリンタを共有できますが、古いタイプのプリンタだと「サポート外」のエラーとなります。
エプソンの「PX-101」は印刷できましたが、キャノンの「PIXUS860i」では印刷できませんでした。
印刷品質を設定する機能は、専用ドライバのようにきめ細かな設定はできませんが、普通に文書を印刷するだけなら困ることはありません。
３：応答速度はそれなり／通常使用には充分、耐えうる
LAN環境下での速度は、専用のNASと比べると遅いです。
全経路をギガビットで構築しているのですが、本製品に接続したHDにアクセスする際には、以前の100Mbps環境に戻ったような感じ。
文書を開いたり編集したりする作業に困ることはありません。
ファイル検索や特殊なバッチ処理を行う際に、明らかに遅いのを体感しています。
外部からのクラウド的なアクセスでは、「予想通り」のスピード。
専用線を引いているわけではないので、そんなに速い筈もなく、だけど必要なファイルを探して、開いて、編集して、閉じる、には不都合を感じません。
以前、自分で組んでいた VPN 環境（OpenVPN利用）よりも快適にアクセスできています。
総合的に「買い」の製品であることは間違いないでしょう。
「パソコンを買ったら、次に、外付けHDを買え」
「２台のパソコンがあるなら、NASを準備しろ」
これからは、「外でもパソコンを使うなら Pogoplug！」だと思います。
2011年８月 付記
星を５つから、３つに変更しました。
コメントに、使用後３か月経過しての感想を追加しました。
結論から言えば、面白いから見て欲しい。
バイク仲間と観れば、突っ込みどころ満載で盛り上がれる。
DVDをPCで観たら画質に不満があった。
作品評
原作ファンからすればガッカリな脚本だろう。
しかしながら、大鶴義丹監督以下スタッフがバイク好きなのがよく伝わってくる。
ビジネスとして原作に忠実に描くのは難しく、予算、年齢層などの客受け、撮影技術、各制約の中でよく練ったと思う。
少年時代の憧憬、青年期の挫折感、老いの焦燥感、プライドを内に秘めて生きるとか、そういうものは描ききれていない。
それらは原作にあるバイク乗りじゃなくても理解できる文学的テーマだから惜しいところだな。
１９８７年から１９８８年の夏へ（多分）向かうあの季節を現代版で作るのは、
あの時代背景の特徴に依存しているので難しい。
あの頃のリッターバイクの価値観や社会環境は現代のそれとは違いすぎる。
大鶴義丹監督とは同学年です。
キリンの年齢を３８歳に設定している。
今、私が中年になってみると、あの当時思い描いていた年齢に対しての
感じ方が主人公とは大分違ってしまったと思う。
あの頃、あんな風に老いていくんだと思っていた。
若いつもり、自覚がない、そういう中年も多いと思う。
３８歳であんなに悲壮感を持ったり諦めたりなんて、今はしないんじゃないかな？
だから、脚本はどうせなら等身大の我々の世代像にアレンジしても良かったんではないかと思う。
ただ、原作の雰囲気、バブルなあの頃の中年の描き方としては合ってるのかもしれない。
俳優さん達は良かった。ここでも原作との比較をすれば、文句が出る部分ではあるが、
映画で別の作品として観れば全く問題ない。
ポルシェ乗りの橋本さん役を演じた西沢仁太さんは非常に良かった。
亜矢乃ちゃんは可愛くて良かった（ワンレングスにして欲しかったけど）。
バイクの疾走シーンは本職の宮崎さんとかが乗ってるので、納得できる。
ただみんな体がデカいのはちょっとイメージが崩れるんだけれど・・・
それは置いておいても、走ってる名車たちにはグッと来る。
それだけでも楽しめた。
映画という媒体で、往年の名車たちが準主役として活躍する姿は２０年後でも楽しめそう。
映像資料として残ることは嬉しい。西部警察なんて色物だったし、一瞬しか映らない。
DVDの劣化がどれほどかは分からないけども、他の媒体になる可能性もある。
ポルシェに関していうと、本気で走ってる２駆の本物を見たことがないので、
レーシングドライバーのドリフト走行が見たかった。
昔は排気量は絶対だったけど、コーナリングマシンとしての
カレラRSというのはそういうものらしいからね・・・
ナンバーが１９６８って・・・
元来リアル志向な原作ではないから、原作に忠実かどうかではなくそのエッセンスが
篭っていればいいんではないかな。絶対的なスピード感は原体験を照らすか
漫画を思い出しながら観れば十分。
原作と長く付き合ってきたライダーなら十分楽しめると思う。
かつて多くのバイク乗りの間で伝説となって語らられてきた男、キリン。
愚かな公道バトルで何度も痛い目をみながら、
懲りずに東名高速の側壁から駿河湾に
ダイブして生還し伝説となった大馬鹿なバイク乗り、
キリンと呼ばれた男の伝説の映像化。
伝説だから、人によって語り方が違ってもいいでしょう。
ということで、あそこはそーじゃね〜、あ〜だろう、こ〜だろ〜、
とか視聴後に仲間内で楽しめる一本だ。
Mr.Bike連載時は後輪のビート落ちだったけど、単行本で変更されたラスト、
動画となった由比のシーンは痺れたね（笑）
19世紀半ばの太平洋航海記から、数世紀先の未来、文明があらかた崩壊してしまった後の部族社会の冒険譚まで、独立した6種類の物語が順に連なって、１つの何か大きな物語を織りなす。しかも、各物語の中で主人公が、先行する物語を読んで、そこから何らかの影響を受けるいう、凝った構成。作者みずから、カルヴィーノの『冬の夜ひとりの旅人が』に触発されたと言っているそうだが、確かにそんな感じ。手塚治虫の『火の鳥』っぽい感触も。
統一テーマは「弱肉強食的な権力のあり方」と少々陳腐、でもこの作家一流の、スピード感溢れる文体とストーリー展開は魅力たっぷり。ただし独自の用語法や方言、文化背景的な事柄をつかむのが難しかった！ だれか翻訳出版してくれないかな。
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