名探偵コナン・ベイカー街の亡霊 [DVD] |
さすがにプロの物書きの方が脚本を担当した作品ということで、
ストーリーは非常に良く出来ています。 ただ、いつもコナンに携わっている方ではないせいか、 キャラクターに違和感があるんですよね。それが勿体無い。 特に、蘭がホームズに異様に詳しいこと。 そして、コナンが諦めてしまうところ。 蘭がホームズに詳しいのは、門前の小僧という事なのかもしれませんが、 そんな描写は、原作には出てこない。それが何故? 知識面でのフォローは、蘭より哀にやらせた方が適任でしょうに。 蘭には、そういう部分でコナンのフォローをさせるより、 格闘シーンでもあった方が良かったのでは。たとえば列車の屋上あたりで。 JTR対蘭って、かっこいい画になりそうなのになぁ。 そして列車の屋上でのコナン、あれはないでしょう。 さらに、あそこでアコーディオン弾きが現れる必要もない。 ベタではありますが、たとえば 諦めかけたところで「あなたが私たちのホームズなんだから」という哀の言葉を思い出し、 さらに消えていった仲間たちを思い出して奮い立つ・・・という展開の方が良かった。 やっぱりコナンは諦めちゃいけませんって。1%の可能性を探らなきゃ。 お話としては、コナン劇場版のなかでも最も完成度が高いかもしれません。 が、それだけにキャラの違和感がなんとも惜しい。 傑作になり損ねた佳作、というところでしょうか。 十分に楽しめますけどね。 それとどうでもいい事だけど、あのラストだと諸星君はかわいそうかもしれないねぇ。 ほんとにどうでもいいけど。 |
7つの黄金郷(エルドラド) (3) (中公文庫―コミック版) |
7つの黄金郷、第2部のスタートです。 この第2部連載開始当時、作者は絶好調だったらしく、絵もストーリー展開も 素晴らしいです。 舞踏会シーンでクレメンテ公ロレンツォが登場する場面などは 少女漫画名場面ベスト10入りは間違いない素晴らしさです。 このシーンのためだけでも未読の漫画好きの方には購入をオススメします。 時々、完結していないからこの作品は読みたくないという意見を聞きます。 クレメンテ公が嫌いな方には、各種美形キャラが年齢も幅広く揃っていますので |
すばる望遠鏡~世界一の天体望遠鏡が見た宇宙~ [DVD] |
すばるを作った科学技術から、反射望遠鏡の仕組みまで解説してくれます。 天体もすばるを使用して収録した素晴らしい映像がたくさんあります。 星の誕生や死などの解説もしてくれます。 |
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 6 |
1巻を読んだときは興奮したのを覚えてます。 高校生のとき授業中にした妄想(特殊部隊が〜とかよりはゾンビ派でした)がそのまま漫画になったような内容でワクワクしながら読んでました。 ヒロインっぽかったあの子は糞ビッチだったとか残念なところもあったけど6巻発売は素直に嬉しい(笑) 今巻ではショッピングセンターを脱出して親を探しに出るところまでです。 もともと店にいた一部大人達は屋上へと避難し、まさかの展開… そしてセンセーを襲ったどうみても泥棒な男はなぜかいい人に アニメ化もされて勢いに乗ってる学園黙示録、原作者はサボらないで次もちゃんとだせよな (画のほうの佐藤ショウジさんはうまくなってる気が) |
アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝 |
アドベンチャーに貧弱なアクション要素を足したといったゲームなので、
アクションゲームとして買った場合は物足りないです。 |
アート・ブレイキーに競馬が好きかと訊ねたら |
タイトルだけでがつんとやられる。
ジャズ好き必読。 JJのような、あるものを語りながら、いきなりその題材に自分の服をおっかぶせてむちゃくちゃにひっぱりまわして、いつのまにかなんの話してるんだか全然わかんなくなっちゃって、それでいて妙に納得してまうような、渋い男の散文調とでも言うべきエッセイの好きな人のツボにはまると思われる。 |
勇者王ガオガイガーFINAL (2) (MF文庫J) |
前1巻が獅子王凱の視点で転生~勇者王敗北まで進んだのに対し、こちらは天海護の視点で、オリジナルストーリーである木星帰還後の日常、護が旅立ちを決意する経緯、ソール11遊星主との遭遇、護の戦いと始まり、途中で1巻の後半のストーリーにジャンクションし、そのままアニメにおける後半のストーリーが進行します。 アニメをベースに映像では語りきれなかった登場人物の心情や脇の細かい描写・裏設定が入れられ、原作で不透明だった部分(護の旅立ちの真の理由、「150億年の時をかけて~」の言葉の意味等)等にフォローが入っています。 OVAを補完する内容なので、ガオガイガーが好きな方はどうぞ。 (なお、私はOVAを全巻集めておらず、テレビシリーズ「GGG」でFINALを最後まで見たので、もしかしたら原作で明らかになっていない、と書いた部分に付属のブックレット等で解説された部分があるかもしれませんが、ご容赦ください) |
風のガーデン DVD-BOX |
このドラマの放送開始直前に、緒形拳さんが、
お亡くなりになられた事を知りました。 一ファンであった私は、放送で、 ドラマの中の生前の姿を拝見しました。 死後、関係者によって更新されたホームページによると、 緒形拳さんは、以前より慢性肝炎を患い、 約8年前に肝硬変から肝癌へ移行、癌であることは、 ご本人の強い希望により、家族にだけ伝えられていたそうです。 患者の死、そして息子の癌による最期を看取る医者の役をされた彼の姿、 ときおり見せる優しい眼差しに、何度も胸が込み上げてしまい、 心から涙せずにはいられませんでした。 役をやりながら、ご自身に迫り来る本当の死も、 静かに受け入れていたのでしょう。 たぶん私は、このドラマで15回位泣いたと思います。 (それにしても泣き過ぎ、と周囲には笑われてしまいましたが・・・) ストーリーも本当に素晴らしい。倉本聰さん、改めて思いますが、凄いです。 時折ちょっと笑わせて、そして心から泣かせてくれます。 でも、私がこれだけ泣かされてしまったのはきっと、脚本や緒形さんの演技だけではなく、 中井貴一さんをはじめとした、役者さん皆さん、スタッフの方々の想いや情熱が 映像や音楽に込められていたからなのかな、とDVDを改めて見て感じます。 おそらく、製作者側にとっても、見る人にとっても、 忘れられない記憶に残る代表作になるのではないでしょうか。 まだ、ご覧になっていない方、ぜひお薦めします。 誰でも一度は見てほしい、そんな素晴らしいドラマです。 |
エル・ドラド 黄金の都【日本語吹替版】 [VHS] |
時は大航海時代。スペインの二人の青年トゥリオとミゲールは、一攫千金を夢見て南米に渡った。彼らの目的は、黄金の都エルドラド。そこでは、ありとあらゆるものが黄金で作られている、という。エルドラドに着いた二人は、そこで神様として迎えられてしまう。だが、ゼケルカーンという権力者は違うことを計画していたのだった・・・あまり知名度のなかった映画ですが、内容は本当に面白いです。二人の関係の変化にも注目! |
ヘカテ [DVD] |
まず、この映画の映像の美しさ構図の美しさに目を奪われる。物語のストーリーを抜きにして最後まで見れる作品である。特 に岸壁の砦で落ち合うシーンは、脳裏に焼き付いて離れない。映画の主題は、奔放で無垢(純粋?)な女性の残酷さを男性か ら見た視点で描いている。また、フランス人から見た異文化モロッコに場所を設定することによって幻の女性を幻想的に描き |