ぼくらの天地創造 - Our Terranigma
![]() ベスト・クラシック100 |
ヘンデルに始まりヘンデルに終わる、というだけで、この編集者がイギリス人であることが知れるようなものですが、シューマン、リスト、ブラームス、ワグナー、ブルックナー、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキーといった著名な作曲家の作品が1曲も含まれていないことからしても、単なる「有名曲の寄せ集め」ではないことがわかります。それは、ある一定の「気分」に沿って、まるでクラブ系DJの感覚のように、全体の流れや統一感を重視し慎重に選択された見事な選曲だと思います。
つまり、この企画者は、初心者向けとかカタログとかいうことではなく(結果的にそうなることがあったとしても)、基本的には現代の生活におけるクラシック音楽の「新しい楽しみ方」を提案しているということだと思われ、そのことに強く共感します。 したがって収録された楽曲は「クラシックを代表する名曲」というようなものとは明らかに違った基準で選択されていて、その9割以上がオーケストラ曲またはオーケストラ伴奏曲です。器楽曲、小編成の室内楽、ピアノ伴奏曲などはたまにアクセント的に置かれているだけで、たとえばピアノ独奏曲はベートーヴェンとドビュッシーの計2曲しか無く、ショパンもサティもありません。また、全体の3分の1が声楽曲ということも特徴的だと思います。 やや保守的/良識的な解釈の多いEMI音源というも、こうした企画には良かったのかもしれません。1960年代の録音も少なからず含まれますが、演奏と録音が一級品であることに間違いはありません。全体のちょうど4分の1、25曲が楽曲あるいは楽章の一部分を抜粋したトラックですが、それも決して安易なフェイドイン/フェイドアウトではなく、音楽的な見識の確かさを思わせる編集で、原曲を知らなければそれが抜粋であることすらわからないくらい、個人的には不自然さを感じませんでした。 いまだに教養主義的な感覚から聞き手の方で勝手に敷居を高くしているような所もあるクラシック音楽ですが、このコンピレーションの「軽やかな豊かさ」は、もっと自由な新しい楽しみ方を提案しているように思われます。BGMにも良し、カーオーディオで聞くも良し、iPodでシャッフルするも良し。良い時代になったものです。 |
![]() 天地創造 [DVD] |
いくつかのエピソードに分かれているが、白眉は「バベルの塔編」と「ノアの箱舟編」であろう。この2つに投入された大セットの物量は凄い。これを現代のCGで描いても全く意味は無い。特に忘れがたいのは、巨大な箱舟に次々と動物が乗り込む場面が唯一コメディタッチで描かれているところ。イヴを演じた女優のセクシーな魅力も堪能できるが、作品としての弱みは、主役が欠如している点だが構成上仕方が無い。超大作『イントレランス』のグリフィス監督はその点が抜け目無く、時代の継ぎ目に、揺りかごを揺らす女(リリアン・ギッシュ)を配して万全を期している。当時2000万ドルともいえる巨費がかけられた超大作! |
![]() 逍遥 神々しき日本の原郷 古事記 [DVD] |
滅多に足を伸ばしては出かけられない所を、一持間程に纏めてあり、とても役に立ちました。口承されてきた日本語での話を漢字で表した為の誤解がありますが、仕方ないでしょう。気になるのは、初めの方のなれーしょんで「。。。荒唐無稽な。。。」と断定していましたが、これは行き過ぎです。「。。。荒唐無稽と思われる。。。」とすれば、と良かったのに、と思います。大事なところでら、これで星ひとつ減点です。これを除けば、古事記に初めて接する人達には、良き案内となるので、どなたにもお勧めです。アメリカ在住ですので、このようなものが懐かしくなります。よく作ってくれました。有難う。 |
![]() 面白いほどよくわかる聖書のすべて―天地創造からイエスの教え・復活の謎まで (学校で教えない教科書) |
本書を手に取る理由は人それぞれでしょうが、私の場合、知り合いの外国人と話しをしていて、自分が聖書に書かれているいろいろなエピソードや人名にあまりにも無知なのに気づいたことがきっかけです。向こうが日本のことを知ろうとしているのに、こっちが西洋文化の基本であるキリスト教文化について勉強しないのでは双方向の理解にはなりませんから。
本書は320ページ中、前半の190ページくらいまでが旧約聖書に関する説明が中心です。カインとアベルの話、ノアの箱舟、バベルの塔、モーゼの十戒、出エジプト記など、旧約聖書の記述に詳しいのはありがたい。もちろん、新約聖書についても、ガリアの奇跡、エルサレム入城、十二使たちの説明、受難、復活、と一通り記述されています。また、コラムとして、死海文書に触れているところもあります。基本的に、左ページが図や表や写真や地図で、右ページが解説という構成です。 著者たちの略歴を見ると、特にキリスト教の伝道者というわけではないようです。ただ、そのためか、コラム欄で、キリスト教の考え方を他の宗教と比較する部分があったりと、非キリスト教徒にとっての入門書としては読みやすい内容になっていると思います。 個人的な希望としては、主要な人名と地名と事件名について、巻末に英語表記もしくはラテン語表記の索引を付けていただけるとうれしかった。改訂時にはぜひ検討してもらえるように一考をお願いしたい。 |
![]() 手塚治虫の旧約聖書物語 1 天地創造 (集英社文庫) |
タイトルから見てわかるとおり、旧約聖書の「天地創造」から「イエスの誕生まで」を3巻に分けて全編鮮やかなカラ-の漫画で確かに分かり易く描いてある。文庫なのでどこででも気軽に読める。但し、純粋な手塚治虫著ではないせいか感動は殆どないというかメッセージが伝わってこない。各エピソードが大雑把に描かれている。聖書を知らない人が旧約聖書を知る切っ掛けにするには年齢を問わずいいと思う。もう少し、一つ一つの話を丁寧に、登場人物とか詳しく描いてくれたら、旧約聖書を勉強する入門書として名作になったと思う。聖書を横において読んだが、少なくともキリスト教徒ではない私には無味乾燥な感が否めない。 |
![]() 面白いほどよくわかるギリシャ神話―天地創造からヘラクレスまで、壮大な神話世界のすべて (学校で教えない教科書) |
ゼウスに関わった女性の登場はすくなく、トロイア戦争について書かれていないのは残念でしたが主要のギリシャ神話は一通り書かれていました。
登場人物の解説の順番のせいで、時代が交錯したりしていますが西洋絵画を少し載せていて、分かりやすく書かれていると思います。 面白かったです。 |
![]() 天地創造 |
当時、子供だった私に母が ゲームをするくらいなら本を読みなさいとよく言われたらもんです。 ですが、断言してもいい下手な本を読むくらいなら このゲームをプレイしたほうが良いです。夏休みの読者感想文ならぬゲーム感想文の題材にしてもよいくらい壮大で感動できるストーリーです! ラストの結末とエンディングは涙が出ました。ゲームでも本や映画と同じように子供に感動を与えることができるのです!その証拠に私は大人になった今でも忘れられない作品となっています スーファミ後期の作品なので知名度は低いと思っていたのですがレビューの数が多いのでファンが多いのでしょうね このまま埋もれさすには惜しい名作です ぜひ一度プレイしてみてください |
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