高校生の頃に初めて読み、何とも言えない気持ちに満たされた。 当時の友達に「こんな良い話なんだけど…」と話をふっても「なんだよ、それ」みたいに理解して貰えなかった。 そして今、あの頃の友達との付き合いは無くなりました。
この作品は過去への決別と言うよりも、過去から現在への流れを優しく辿ったものだと思います。 胸に切なさや疼きを感じながら、主人公はまた流れて行くんだと思いました。
そして私も疼きを感じながら、流れて行きます。
20曲にのぼるアレンジ、演奏でギターの持つ可能性を示しています。 そう、ギターは単なる伴奏楽器ではないのです! Martin D-35を駆使しての模範演奏CDは、ギターを弾かない人でも楽しめるはず。 ジャンルはクラプトン、ビートルズから始まり、カーペンターズ、クラシック、クリスマスソング、坂本龍一にまで及びます。 個人的にはブルーグラス系のソロが入っていたら「星5つ」でしたが、まあ何というレンジの 広さでしょう! レベルはABCにランク付けされています。フィンガリングがある程度できないとキビシイです。 ページ構成は見開きの左が解説、右がタブ譜付きの譜面です。 結構難しいアレンジも多いですよ!相当長く付き合えること請け合いです。
Blu-rayのみに収録されている特典の「25年目の再会」は映画に纏わる話は勿論、オフの時、
その後など色んな話が聞けて当時そんな事があったんだと改めてこの作品が好きになりました。
特にリバー・フェニックスの話は残念でならない。
いま生きていたらどんな俳優になっていたんだろと…
あと、テディ役のコリーはあまり変わってないけどゴーディ役のウィルの変貌ぶりはびっくり!
それにテディの小鼻の横のものが何だったかも分かったし、私はこの特典「25年目の再会」だけでも
買い直す価値があると思いました。
本編は88分と短いけれど、この作品につめられたものは多い。
「あの12歳の時のような友だちは もうできない もう二度と・・・」
の後につづくベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」も心に響く…
今巻は、ティムとバレットと葵が大いに活躍しておりました。普段サポート役に回ることの多いこの面子、けれど彼等、彼女等にだって背負っているものはある。先の2人は本編で既に語られた通り重いもので、葵も弟のことやら何やらでやはり思うところはあって……。こんな面子が仲間の危機に際し、そうした自身の思いを元に懸命に助けようという姿――カッコ良かったです。
しかし兵部も、ツンデレというか素直じゃないというか手段が婉曲に過ぎるというか……。危機に陥っている皆本相手に毒舌吐いて冷笑して見下して挑発して、その癖やっていることは実際はそんな皆本の手助け(にしか見えず)。過去の仲間の裏切りに絶望し、エスパーとノーマルの戦争の起こる未来に絶望し、兵部はそんな絶望しか見えない中皆本に対し「僕の言うことに文句があるなら、このか細い希望の糸を登りきってみな」と蜘蛛の糸を垂らしているようにどうにも見えてしまいます。
薫の例の力が常にエスパー達みんなを守っている描写が意図して多く描かれ、そこに今回葵も加わったかなと読後の感想としてはそんな感じだったでしょうか。「いやらしい」感じのする黒い幽霊の新たな敵も、気になるところです。SUPPLEMENTでの紫穂とナオミの扱いに大笑いした27巻、次巻も楽しみです。
さて、待ちに待ったフルメタルパニック最新刊ですが、もう、流石と言うか何と言うか圧倒されるばかりでした。 フルメタの魅力を聞かれたら人それぞれ意見があると思いますが、私は「リアリティー」と答えます。 例えばメカ描写、いくら最新鋭でも満足に補給が出来なければ、消耗し稼働率が落ちていく。 例えばキャラ描写、戦えば人が死ぬ、そんな当たり前を当たり前に書いている。 人気キャラだろうと容赦しない死ぬような状況なら死ぬ、あぁこれは戦争なんだと実感させられます。 ともかく、ここまで追い掛けてきたファンは勿論、メカが好きな方ミリタリーが好きな方そして、熱い男達が己の信じる道を貫く様を見たい方、どうぞ一巻から読んでみてください。 ここまでベタ褒めで評価が3なのは、富士見ファンタジアへの怒りです。 10年以上買ってますが、昨年あたりに何故か新装版が出てカバーデザインがそちらに統一されてしまい、表紙のデザインに違和感が出てしまったので、古くからのファンとして非常に残念だったので、この評価とさせていただきました。 内容は星10!!
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