やはりこのベストアルバムでは「あなた」のメロディーが、
ピカ一にひかっているわけだが、他の曲も実はいい曲がある。
実は、個人的には小坂明子の商品を買うっていうのは、
記憶に間違いなければ、28年ぶりだと思う。
当時は、まだレコードの時代・・・そのときも、
確かベストアルバムだったと思うだが、
こうして、デジタル化されたものを、聞くのは、
感慨深いというものもあるが、ウチではじめて、
「小坂明子がデジタル化された」という面でも、
ちょっと意外な気もした。もっと持っていると思っていたし。
実は、私のまわりに、彼女のファンがいるのだが、
このCDの選曲を見せたら「おもしろい」と言っていた。
私は、何がおもしろいのかは、全くわからないに等しいのだが、
友人いわく「ファンの人なら、この選曲はしないかもしれないかも」
と、いうことだった。でも、そんな意見を頭の隅において、
家でCDを開封してみて、まず驚いたのは、曲の多彩性だった。
もちろん、大ヒット曲の「あなた」は、メロディーラインの、
創りも歌い方も、すばらしい出来だと思う。
でも、それ以外にも結構、気持ちの中に残る曲があった。
「Star〜プラネタリウムの空〜」は、岩本正樹氏のarrangeが光り、
メロディーと歌の相性がとてもよく、心に残る良い曲だし、
「Again」は、静かにはじまる曲に、やや抑え目なボーカルが、
すごくきれいに訴えかけるものがある。
そう・・・それから「あなた」のライブが入っているが、
これは、故・宮川泰氏の壮大なarrangeも聴き応えがある。
基本的に、彼女本人の詩曲が多いのだが、どの曲も、
どのアレンジャーが、曲を手がけても、確かなメロディーと、
実力のあるボーカルが感じられる、良いCDだと思う。
私はこの作品のVHS版を持っているのでそれをもとに書きます。
この作品の一番の長所は、コミカルな部分とシリアスな部分のメリハリがしっかりと付いていることです。うさぎちゃんやスリーライツの面々が面白いコントを繰り広げたかと思えば、敵のセーラーギャラクシアやクイン・ベリルが舞台に登場すると、場の空気が途端に緊迫感に包まれるんです。多分それは、演じていらっしゃる役者さんたちの演技力がすばらしいからだと思われます。
また、この作品はセーラー戦士たちの絆の深さが最大限に表れている作品と言っても過言ではありません。戦士たちが戦いに傷つき、倒れるシーンは涙なしには見られません。使われる曲もまたいい曲で、要所要所の場面の雰囲気をさらに盛り上げています。
戦士たちが戦いの果てに見たものとは・・・答えは全てこのDVDのなかにあります。
今年の夏に、娘とこのミュージカルを観に行きました。 笑いあり、時には涙ありでとても楽しめました。 セーラームーン役の黒木マリナさんが、今度の冬公演で最後だそうで、 親子共々、寂しく思っています。 冬公演には行けませんので、このビデオを購入して、マリナちゃんに会おう!ということになりました。とても楽しみにしています。
山本豊三さんの青春映画はとても懐かしい。 とにかく清潔感があった。 この作品もそれがいかんなく発揮されていてよかったです。
僕は、小坂明子さんの存在をエア・ギターで名を馳せた金剛地武志が90年代初頭にやっていたバンド、yes mama OK?の1stアルバムでの「あなた」のカバーで知りました。オリジナルはどんな何だろう?と思い、これを聴きましたが、思った通りの澄んだ声で、良いメロディをかける素敵なシンガーソングライターです。意外なのは、全曲作曲ではないところで、自作曲のメロディのほうが普遍性を持っていて、なぜ全曲自作じゃなかったのかな?と少し疑問を持ちました。とはいえ、「あなた」以外の曲も自作は本当に素晴らしく、青春真っしぐらな世界ではあるけれど、柔らかさやしなやかさを持っていて、古臭さを感じさせないところが素敵です。近いものとして、金延幸子のアルバム「み空」などと一緒の感覚で聴けると思います。
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