ジュリアナートキオー!
と叫びたくなるようなハイパーユーロにのせて、阿久悠のヒット曲を10年前のJ-POPグループが歌う。
これがなかなか、いいんです。
オリジナルに愛着のある方には{こんなんアカン!}といわれそうですが、もともと歌謡曲というものがもっている柔軟さ、尻軽さというんでしょうか。。 その時代に流行ってる音や声にすんなりなじんでいるというか。。
しかしこれが阿久悠の歌詞だからここまでかっこいいんでしょうなあ。 当時の作詞家が書いた歌詞にユーロだったら、ここまでキュンとしないでしょう。 歌い手の力ももちろんですが、阿久悠センセの歌詞って、どんな音にも型崩れしないなあと思いました。
マックイーンの遺作となった本作品はこの撮影ののちに死んでしまうとは思えないくらい元気で、年をとってなおシブさに磨きがかかった落着いて時折コミカルな演技が絶品です。カッコつけない自然体がよりいっそうカッコ良く見えるのは、やはりマックイーンは文句なしにカッコいいのだと思います。またこの映画の役所は探偵物語の松田優作にも通じるものがあると思うのは自分だけでしょうか。どちらも大好きなのですがやはり死んでしまったひと程もっと見たい。ブルース・リーもしかり。男としてマックイーンのように年をとりたいものですね。
未解決事件について事件の概要と指名手配犯の特徴を羅列。
週刊現代などでの報道をもとにまとめているので どれも記述が実に細かく、ネットやTVにでてきていない情報も。
まず、CD1枚ほぼ限度一杯まで使ったボリュームの多さに圧巻。内容はワンパターンに近いが、連続して聞けばそのバカバカしさに中毒になるかも(特に政見放送シリーズ)。個人的には「国会議員体操」「新・替え唄メドレー」「諸行無常」がお薦め。欲を言えば、途中に入るマジメ系の曲は返って水をさされる感じがする。ただしラスト「渇望」は、そのマジメ系の頂点を極めた傑作中の傑作。これだけは外せない。
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