何年か振りでヤンマガ読んで掲載されてた中で唯一 気に入ったのが「バカ姉弟」でした。 礼儀正しくそれでいて子供らしく無邪気なご姉弟。 読んでて和んだ。絵がかわいいわ。 話は短い掌編の集まりだけれど、薄っぺらな感じはしないなァ。 「お天気お姉さん」描いてた作者とは思わなかった・・・。 漫画は「漫画喫茶」専門の小生だが久しぶりに単行本購入した。 高いけど良い。
読手の想像力を超えている作品ですので、何も評することはありません。
読経するように、ただ無心で読んでください。
あえて、凡庸な評をするのであれば、当作品はある種の禅漫画とでも言えましょうか。
けしてほのぼの漫画ではけしてありませんので悪しからず。
安達哲氏は本作で持って、あっちへ突き抜けてしまいましたので、次回作があるのかどうか、
それが心配です。
次回作あるとすれば、きっと衆生救済の物語ですね。
上巻の話が嘘の様に怒涛の展開が進みます。 ネガティブな十代の心情を爆発させていた主人公は、あるきっかけによって大人になってしまいます。 その後は辛い展開となりますが、 彼は上巻の頃とうって変わって、現実に負けずに(案外逃げてただけかも?)がんばってます。 ネガティブな十代の心情を爆発させてる、そこの君!そうだよ君!読みなさい! 僕は大学受験の頃これ読んで、 それでなくても先行き不安な将来に余計に悲観しまくってました。 太宰治の「人間失格」を読み終えた時と同じくらい、どんよりとなってました。 色んな諸事情で成年指定をくらった名作です。
自身が中高生のとき「ホワイトアルバム」「キラキラ」「さくらの唄」社会人になってからは「バカ姉弟」などを面白く読んでいたが、ファンド詐欺・不動産開発詐欺?など社会問題を同じような絵柄・テンポでわかりやすく描写している。大変面白かった。次回作に期待します
良い本は、それを読んだ後に必ず眠れなくなる。台風の夜のように、心がザワザワして苦しくてせつなくてどうしようもできないこの気持ちをどうしてくれよう。って。そんな気持ちを呼び起こす「さくらの唄」。 とにかく読め。読まずには死ねない。これはそんな本。
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