おそらく、この2巻だけ読んでも「なんのこっちゃ」です。 1巻からしっかりと続けて読むことによって、ストーリー把握できます。 ただ、もう終了が決定していたからなのか、1巻の最後の方から 最初とは違った感じのストーリーになっているんで、やっぱまとめて読みましょう。 最後にはいとうみきおのデビュー作読み切りも載ってるんで、これもそれなりに面白いですよ。
デジタル録音の先駆者日本コロムビアがかってアナログディスクで出していた演奏で、 1975 年の録音ながらデジタル録音( PCM 録音)。アナログディスク版を模した紙ジャケット入り。 高橋悠治がドビュッシーを弾いても美しくないのではと思ったら、どうして、ドビュッシー独特の響きに満ちたきわめて美しい演奏である。 “そして月は廃寺に落ちる”では鳥肌のたつような美しい響きが、文字通り湧き起こる。録音もまたよくそれを捉えている。 惜しむらくは内容がアナログディスク版そのままなため収録時間が 45' 21" しかないことだ。 もっと聴いていたい。そのくらい素晴らしい演奏である。
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