以前、ベスト・クラシック100を購入した際、
物足りなさを感じていました。
もっと、100に優先されるべき曲が合ったのではないかと・・。
今回の200は、200曲もあるのでそれぞれの配分時間は短いですが
名曲のいいとこ取りですばらしいです。
「この曲聴いたことあったけど、曲名がわからなかったんだよなぁ」
という曲が多くあり、気に入った曲は個別にCDを購入しました。
一度は耳にしたことがあるような曲が満載ですので、
クラシック初心者の方や、とりあえず名曲をそろえたいという方には
ぜひオススメ!!
一曲の再生時間が短かく、次々に曲が変わるのも
初心者の方には飽きなくて良いかもしれません!
買って、間違いなく損はないと思います。
なんと言っても、1番の協奏曲が絶品です。リストのピアノ協奏曲では、アルゲリッチの弾く1番が名盤とされますが、ベレゾフスキーのものは、それを超えるような技巧性を有しています。特に4楽章の圧倒的なスピード、切迫していくリズムが一気にラストにむかっていく様は、固唾を飲み込むような緊迫感に満ちており、思わず笑ってしまう出来で、とっても良かったです。もちろん、2番と、死の舞踏も最高ですよ。
最高のDVDである。音質も良く、映像も綺麗である。
他のピアニストと比較して、特に秀逸だと感じるのは、2番・6番・10番などである。
他の演奏も非常に秀逸であるが、多少スピードを出しすぎている事や、爆音を出しすぎている事が気になる。
敢えて悪い点を上げると、音が編集の所為なのか、グランドピアノの蓋をとっている所為か分からないが、少し不自然に感じる点である。
また、手元のみを映した映像が収録されていればモアベターであったが、流石にそれは贅沢というものなのであろう。
横山幸雄氏のトランセンデンタルを「流麗」とするなら、ベレゾフスキーのそれは「重厚」という感じ。また独特のダイナミクスやアゴーギクが出現してベレゾフスキー独自の世界を作っていますね。
ただ、同じロシア人でもベルマンやキーシンの演奏に比べると、鍵盤を弾き倒すロシアン・ピアニズムを継承していながら、ピアノに歌わせる部分が弱いような気がしました。
それでも迫力ある印象的な演奏であることは、間違いありません。ベルマン、キーシンに続いて横山氏と同率3位といったところでしょうか。
なお「You Tube」にベレゾフスキーの、ライブによる1〜12番すべての映像がアップされていました。指の動きをはっきり見ることが出来ます。そして鼻やアゴから滴り落ちる汗が、この曲の最高難度を物語っているような気がしました。本CD購入の前に観てみると良いかもしれません。
彼女の演奏に関しては、時に素っ気なさすぎて無味乾燥、ヴァイオリンの音の幅広さを十分に引きだしていないと感じることもある。 ただ、このCDに新録音で収められているバッハとイザイの曲に関しては、録音の良さもあいまって、かなり良い。いつかバッハだけのCDというのも、期待したいものだ。 その他、チャイコフスキー、ラフマニノフに関しても、その解釈は素晴らしいと思う。 曲目によっては、あまり良いとは思えないものもあるので、星4つにさせていただきました。
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