サザンの曲を聞くと、時計がその曲が流行っていた頃に戻ってしまうような感じがしますね。特にバラードは。サザン・オールスターズの「バラッド」集は3作目になりますが、彼らの時間を逆回転させる魔力は些かも衰えないです。サザンの曲に触れると、いろんなことを思い出して、若くなったり、齢を感じたりします。それだけ、身近なところに彼らの曲があるのでしょう。きっとこういう思いを持っている人も多いはず。桑田さんをはじめ、サザンの皆さんにはいつまでも活躍してほしいものです。サザンのファンに方には、この作品集は絶対お薦めです。
エンパイアステートビルで待ち合わせをするという有名な話のリメイク版。邦題は「めぐり逢い」。メグ・ライアンとトム・ハンクスのSleepless In Seattleでメグが友達役のRosieと見て泣いている映画がオリジナルのようです。偶然、同じ飛行機に乗り合わせた男女が不思議な縁で恋に落ちる。二人とも婚約者がいるにもかかわらず…二人の人生はそこから少しずつ変わっていく。もう一度、笑顔で二人は再会できるのか。 正直言って、話の前半は面白くなかったです。もう見ないで他の映画に替えようかと思ったくらい。婚約者がいるのに、一生懸命に他の女性を口説こうとするなんて?と思ったから。しかも、かなりつれない感じなのに、そこまで頑張れるかなあ?と疑問が湧きました。二人がお互いの内面に触れあうところからは話もテンポがよくなって、最後まで楽しむことができました。有名な話なので、結末を知っている人も多いと思いますが、そこは見てのお楽しみP>個人的にはそこまでプライドが高くないので、「彼には言えないわ」という気持ちには素直に賛成できませんね。こういう恋もありなのかなとは思いますが。
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