虚飾を排し、独特の倫理観を持つ。もちろん倫理観といっても抑圧的なものではない。どちらかといえば欲望ナチュラルな倫理観なのである。「女に欲望がある」というのは、一般的に男の劣情にぴたりとよりそうものとして理解されてきた。でも姫野のナチュラリズムは、男とは無関係に、独自の世界で発露される。だから虚飾を排するのであり、きっと多くの女性に支持されるんだろうと思う。
私は、「歌ドキッ!」の放送エリア外に住んでおり、てっきり、3月に発売されたVol.1と2は、すでに終了した番組がDVD化されたものと決め込んでいたので、いつの間にか発売されていたこのVol.3と4には、本当に驚いた。調べてみると、この番組は、今でも放送しており、今回のDVD2枚が、今年1月〜3月放送分ということからすると、このDVDは、まだまだシリーズとして続いていくのだろう。
近年のカヴァー曲ブームの中、CDのカヴァー曲アルバムは数え切れないほど発売されているのだが、これがDVDとなると、カヴァー曲という性格から、映像入りソースが限られており、未だに数えるほどしかないというのが現状だ。NHKの「BS日本のうた」でもDVD化されれば、質量とも申し分のないカヴァー曲DVD全集が出来上がると思うのだが、現状では、すでにこのVol.4までで99曲が納められたこのシリーズが、一大カヴァー曲DVD全集として、今後とも、貴重な存在感を放っていくことになるのだろう。
さて、今回のVol.3と4は、1970年代と80年代という「時代」に焦点を合わせたVol.1と2とは趣向を変えて、「オトナへの階段」を始めとした11種類の週替わりのテーマごとに選曲している。その結果、収録曲の年代が、1970年代〜90年代までと、かなり幅広くなったことと、テーマに沿った選曲をせざるを得ないことから、一般的には必ずしも名曲とは認知されていないような曲が散見されるのが特徴であり、その点が惜しいのだが、Vol.3よりは、このVol.4の方に、より親しみやすい名曲が揃っていると思う。ちなみに、Vol.4の最後の6曲は、「モーニング娘。シークレットフェスタ」のライヴ映像をソースとしている。
なお、例によって、このシリーズは、録音レベルが極めて低いので、アンプのボリュームを上げて聴かれることをお勧めしたい。
バッシャムが射撃のゴールドメダリストです。1972年のミュンヘンオリンピックで金メダル候補でしたが銀メダルに終わりました。その悔しさからメンタル面の研究をして生み出されたのが「メンタルマネージメント10の法則」です。とてもシンプル(本の厚さは90数ページ)ですがわかりやすく時代を経てもまったく内容的に古くならない本物の理論です。共著の藤井優がライセンス契約に基づいて日本でやったセミナーのカセットテープもあります。スポーツ選手に限らずビジネスマン、受験生にもお勧めです。
「90年代がフラッシュバック!! 32曲で3150円!!ミリオンセラー20曲!!!」のコピーに思わす手が伸びゲットしたが、これが予想以上に素晴らしい!!!! 全曲、タイトルをなぞるだけでそのまま歌えてしまうし、当時のカラオケの映像までもが、まさにフラッシュバック。超ド級ヒットが皆無の昨今では、この32曲のスーパーヒット曲群の時代のパワーにも圧倒されてしまう。チャゲアス「YAH YAH YAH」で力強く&華やかに幕を開け、バブルガムの「WON'T BE LONG」でメガヒット咲き乱れ宴会に大団円を迎えさせた収録構成は、“あの時代”を分かっている人の選曲だね。ロマン飛行な90'sに乾杯!
総集編としてはイマイチです。
この人なら別の曲を選んでほしいというのが本音です。
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